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アルモネイチャードッグフードを評価【星2】

アルモネイチャー

アルモネイチャーは「マーケティングパートナー株式会社」(POCHIという屋号が有名)が販売しているイタリア産のドッグフードです。

こんにちは、ドッグフードAtoZを運営しているリョウです。

以前に、僕の知識不足で愛犬を病気にしてしまい、その時に栄養学やドッグフードについて勉強しました。

そこで得た知識を少しでも皆さんに還元することで、僕と同じ失敗をする人を少しでも減らそうと思い始めたのがドッグフードAtoZです。

この記事ではアルモネイチャーの成分・原材料・栄養素・安全性について丁寧に解説していきます。

アルモネイチャーの総合評価

アルモネイチャーはタンパク質が少なく、脂質の脂肪酸のバランスが悪く、栄誉素は良くありません。

そのうえ、穀物を使用しており、安全性も決して高い方ではないですし、口コミが少ないので、実際の使用感を知ることが出来ません。

アルモネイチャーは決して安いドッグフードでもないので、他のドッグフードを選んだ方が、飼い主さんと愛犬のためになります。

アルモネイチャーの基本情報

この記事では、「アルモネイチャー DOG オルタナティブ170 エクストラスモール チキン&ライス」の情報に基づいて解説していきます。

アルモネイチャー
(出典:Amazon「アルモネイチャー」)

総合評価 ★★☆☆☆
評価項目 栄養素:★☆☆☆☆
安全性:★★★☆☆
コスパ:★★☆☆☆
口コミ:*
主原料 チキン・白米・ビートパルプ
人工添加物 不使用
穀物 白米
肉副産物 不使用
対応年齢 成犬
粒の大きさ 約7㎜
価格/容量 【2,300円/750g】【7800円】
キロ単価 それぞれ【3,066円】【2,080円】
原産国 イタリア
販売元 マーケティングパートナー株式会社
賞味期限 開封後:1か月

*口コミの数が少なすぎるため、評価できませんでした。

アルモネイチャーの成分

アルモネイチャーの成分円グラフ
カッコ内の%は米国学術研究会議(NRC)、およびAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準ならびに「小動物臨床栄養学」のガイドラインとカロリーにより計算した理想的な数値です。

*炭水化物は100%-(タンパク質+脂質+水分+灰分**)により計算。

タンパク質 27%(28%~38%)
脂質 16%(12%~17%)
繊維 3%(~4%)
灰分 6%(5%~10%)
水分 8.5%
炭水化物* 42.5%
オメガ6/オメガ3 記載なし
エネルギー 369kcal/100g

アルモネイチャーの原材料

原材料
チキン、白米、ビートパルプアルファルファ、ミネラル類、ビタミン類、イーストマンナンオリゴ糖フラクトオリゴ糖

オレンジ=良い原材料/紫=悪い原材料

1)チキン
低カロリータンパクな原材料です。しかし、水分を69%含んでおり、調理後の原材料に占める割合はごく一部になります。

2)白米
アレルギーの原因になるグルテンが入っていない炭水化物です。高GI食品と呼ばれ、消化された後で血液中に糖として吸収されるのが早いため、血糖値を急上昇させ肥満の原因になるので注意してください。

3)ビートパルプ
砂糖の原材料であるサトウダイコンから砂糖を抽出した後に残る副産物で、炭水化物源です。食物繊維が多く、食物繊維の過剰摂取による消化不良や便秘、ミネラル不足の原因になる可能性があります。また、砂糖を抽出する際に酸を使うことが多く、薬品の残留の危険性があるので注意が必要です。さらに、砂糖を抽出した後でもショ糖を多く含むことから、肥満の原因になります。

4)アルファルファ
食物繊維やビタミン、ミネラルのほか、抗ガン・コレステロールの正常維持作用を持つ葉緑素、抗酸化作用や抗菌作用を持つクマリンが豊富です。

5)イースト
菌としては善玉菌を増やして腸内環境を整える効果を持ちます。また、ビタミン、ミネラル、免疫細胞の活性化・コレステロールの正常維持・血糖値の上昇を緩やかにする作用を持つβグルカン、抗酸化作用を持つグルタチオンが豊富です。

6)マンナンオリゴ糖
腸内の悪玉菌を吸着し便と一緒に排泄されることから善玉菌を活性化し、腸内環境を整える作用を持ちます。カロリーは砂糖の半分程度ではあるが、食べすぎは肥満、軟便の原因になるので注意が必要です。

7)フラクトオリゴ糖
フラクトオリゴ糖に含まれるオリゴ糖は消化されずに腸まで届き、善玉菌の餌になるこおで腸内環境を整える作用を持ちます。カロリーは砂糖の半分以下のではあるが、食べすぎは肥満、軟便の原因になるので、注意が必要です。

アルモネイチャーの栄養素

当サイトで採用しているドッグフードの評価項目の1つである、アルモネイチャーの栄養素は星1です。

アルモネイチャーの栄養素には良い点は1つもなく、タンパク質が理想量に届かない脂質の脂肪酸のバランスが悪いという2つの悪い点があるため、栄養素は最低レベルだと判断しました。

2つの悪い点について、それぞれ解説していきます。


タンパク質が理想量に届かない

ドッグフードに含まれるタンパク質の働き
アルモネイチャーのカロリーをもとに計算した、理想的なタンパク質の含有量が28%で、実際のアルモネイチャーのタンパク質が27%なので、タンパク質が理想量を下回っています。

AAFCO(米国飼料検査官)の定める総合栄養食としての最低条件は満たしているので、アルモネイチャーを食べたから不健康になるというわけではありません。

しかし、アルモネイチャーでは、タンパク質が豊富なドッグフードを食べさせた時のようなタンパク質の健康維持効果は期待しないでください。


脂質の脂肪酸のバランスが悪い

ドッグフードに含まれる脂質の働き
脂質は量も大切ですが、それと同等に、脂質に含まれる脂肪酸のバランスも非常に重要。

例えば、脂肪酸の1種であるオメガ6脂肪酸は皮膚や被毛の健康維持に欠かせない成分ですが、オメガ3脂肪酸とバランス良く摂取しないと、かえって皮膚や関節の炎症など健康へ悪影響を及ぼすことが分かっています。

一般的にオメガ3脂肪酸/オメガ6脂肪酸の値が1/4を超えれば、脂肪酸のバランスが良いとされますが、アルモネイチャーのほとんど唯一の脂質源である鶏肉の脂肪酸のオメガ3脂肪酸/オメガ6脂肪酸の値は約1/20。

そのため、アルモネイチャーの脂質は脂肪酸のバランスが悪い低品質な脂質です。

アルモネイチャーの安全性

もう1つのアルモネイチャーの評価項目である、アルモネイチャーの安全性は星3です。

アルモネイチャーの安全性には人工添加物使用肉副産物不使用という2つの良い点がありますが、穀物を使用しているという悪い点もあるため、安全性が高いとは言えないと判断しました。

良い点と悪い点をそれぞれ解説していきます。


人工添加物不使用

人工添加物
アルモネイチャーは人工添加物不使用です。

人工添加物はFDA(アメリカ食品医薬品局)に、アレルギーや涙やけ、ガンなどの病気の原因の1つになる可能性が指摘されていますが、アルモネイチャーならそのような心配はありません。

また、人工添加物不使用のドッグフードに切り替えたところ、アレルギーや涙やけがよくなったという人もいます。


肉副産物不使用

4Dミート
アルモネイチャーは肉副産物不使用です。

全ての肉副産物が悪いわけではありませんが、ドッグフードのなかには、肉副産物として4Dミートを使っているものもあり、アメリカでは死亡事故が起きています。

しかし、肉副産物不使用のアルモネイチャーであれば、安心して食べさせることが可能です。


穀物を使用している

穀物の使用
アルモネイチャーには穀物が使用されています。

なかには、最近の犬は穀物を食べなれているから大丈夫だという持論を展開する人もいますが、犬の15万年以上の歴史からみれば、穀物を食べている期間なんてほんのわずか。
なにより、犬の口内からは人間のように、アミラーゼという穀物の消化酵素が分泌されていません。

そのため、穀物を摂取すると胃腸に負担をかけます。
その結果、消化不良になったり、腸内環境が悪くなったりすることで免疫が落ち、アレルギーや涙やけの発症・悪化の原因にもなるので注意が必要です。

アルモネイチャーはリコール経験あり?

アルモネイチャーのリコール

グーグルで検索すると「アルモネイチャー リコール」を出てくるのに気が付いた人もいると思います。

アルモネイチャーのキャットフードは2014年にモルガン菌などが生成するヒスタミンという成分が規定量を超えて混入しており、イタリア本国で、食中毒の被害がでており、日本でも自主回収されました。

ヒスタミンによる食中毒は人間であれば、6時間~10時間で回復する、それほど重度なものではありませんが、愛犬にとっては十分な脅威です。

アルモネイチャーのまとめ

アルモネイチャーのタンパク質は理想量を下回り、脂質の量は豊富なものの、脂肪酸のバランスが悪いので、愛犬の健康に良い影響を与えるとは思えません。

さらに、口コミが日本にも、アメリカにも、イタリアにもほとんどないので、アルモネイチャーの使用感を知ることも不可能です。

そのうえ、値段も安くないので、アルモネイチャーをわざわざ選ぶ必要はありません。
当サイトで紹介しているドッグフードランキングを参考により良いドッグフードを選んでください。