犬が食べて良いもの・悪いもの

犬にりんごを食べさせても大丈夫?注意点は?ジュースは?

犬にりんごを食べさせても大丈夫?

「りんごは犬に食べさせても大丈夫?」
「食べさせる時には何か注意点があるの?」
「りんごジュースはどう?」

そう疑問に思っている方に向けて、この記事は書いています。

こんにちは、ドッグフードAtoZ運営のリョウです。
このサイトは知識不足で愛犬を生活習慣病で亡くした経験から、自分と同じような後悔をする人を少しでも減らしたいという気持ちで始めました。

このページでは愛犬にりんごを食べさせるうえで重要な点が全て解説されています。
愛犬にりんごを食べさせる前に参考にしてください。

犬にりんごは食べさせても大丈夫

りんごは食べさても大丈夫まず、結論から言うとりんごは食べさせても問題ありません。

りんごには糖質が多いため、食べさせ過ぎると肥満の原因になりやすい点種が有害物質を含んでいる点など、いくつか気を付けなければいけない点もあります。

しかし、このページに書いてることをしっかり守れば愛犬の健康に悪影響を与えるということはないでしょう。

りんごは嗜好性が非常に高いので、恐らくりんごを食べさせると愛犬は非常に喜びます。
しかし、その結果、普段のご飯を嫌がるようになってしまったりという声も少なくありません。
そのため、少しわがままな傾向のある愛犬に食べさせる場合などはその点も考慮して最終的にあげるのかあげないのかを決めることをおすすめします。

りんごの成分

りんごの成分犬にりんごを食べさせても大丈夫だということを説明していくために、多量栄養素と微量栄養素に分けてりんごの成分を解説していきます。

りんごの多量栄養素

多量栄養素とは食材に含まれる量多い、タンパク質や脂質、炭水化物などの栄養素のことです。

タンパク質 0.2%
脂質 0.1%
繊維 1.5%
水分 84%
炭水化物 14.6%
エネルギー 54kcal/100g

りんごは炭水化物が15%程度あり、カロリーも100gあたり54kcalあります。
そのため、食べさせ過ぎないように十分な注意が必要です。

また、「りんごはペクチンという食物繊維が豊富で整腸作用があってー」というように説明しているサイトがいくつもありますが、りんごの食物繊維はたった1.5%なので特に健康に対する効果はありません。
ほとんどの野菜や果物には食物繊維が1.5%前後は含まれています。

りんごの微量栄養素

微量栄養素とは食材に含まれる量の少ない栄養素のこと。
りんごにもビタミンやミネラルなどの微量栄養素は含まれていますが、どれも量が少ないです。
中にはりんごはビタミンがバランス良く含まれていると解説しているサイトもありますが、軒並み微量栄養素が少ないという意味でバランスが取れているだけで、ビタミンやミネラルがバランス良く豊富に含まれているというわけではありません。

ただし、微量栄養素が少ないことは良いことでもあります。
あくまでりんごはおやつとして「味を楽しませてあげるために」食べさせるものです。
おやつとして豊富に含まれている微量栄養素がある野菜や果物などを食べさせてしまうと栄養バランスが少し悪くなってしまいます。
その点、微量栄養素が少なく、炭水化物が入っているだけのりんごであれば消化と肥満にさえ注意していればビタミンAやリン、カリウムなどの過剰摂取をそれほど心配する必要がないからです。

ただし、りんごにはプロアントシアニジンという健康に良い成分が含まれていることが知られています。
プロアントシアニジンはポリフェノールの1つで以下のような働きを持つとされています。

  • 抗酸化作用
  • 過酸化脂質量の低下
  • 悪玉コレステロールの抑制
  • アレルギー反応の低下

りんごを食べさせる時の注意点

りんごの注意点基本的に愛犬に食べさせるうえで問題のないりんごですが、いくつか食べさせる時の注意点があります。
それぞれ解説していくので食べさせる時の参考にしてください。

食べさせ過ぎない

上で説明した通り、りんごは微量栄養素は少ないですが、多量栄養素は野菜や果物の中では少ない方ではありません
食べさせ過ぎれば当然肥満の原因になります。
そのため、食べさせ過ぎないというのが非常に重要です。
りんごを食べさせてもよい量は愛犬の体重や運動量、年齢など様々な要因で決まるので正確にはわかりませんが、下記のような目安で食べさせる分には問題ないでしょう。

食べさせてもよいりんごの量の目安

  • 1kgの愛犬の場合→8g
  • 3kgの愛犬の場合→20g
  • 5kgの愛犬の場合→30g
  • 10kgの愛犬の場合→50g

皮はよく洗って小さく切る

りんごは皮ごと食べさせることも出来ますが農薬が残留している可能性があるのでまず、絶対に皮はよく洗って農薬を全部落としてください。

皮には栄養があると言われていますが、おやつとして少し食べさせるだけなら、皮にある栄養素のメリットそれほど大きくないので、皮は剥いてしまうのもおすすめです。

そして、よく洗うか、皮をむいた後で愛犬の胃腸に負担をかけないように小さくカットしてから食べさせてあげてください。

擦ってあげても喜ぶかもしれません。

種は絶対に食べさせない

りんごの種にはアミグダリンという成分が含まれています。
アミグダリンはウメアンズモモビワなどのバラ科の植物に多く含まれている成分。
この成分が体内で加水分解(消化)されると青酸が発生し中毒を起こします

実のところ、発生する青酸は微量なので、ウメであれば100個~300個は食べないと人間にとっては有害ではありません。
しかし、犬の場合はどれくらいで健康に影響がでるのか正確な数値が発表されていないので、種を取り除いて食べさせる方が良いでしょう。

注意点まとめ

りんごを食べさせるときの注意点

  • 食べさせ過ぎない
  • 皮はよく洗って小さく切る
  • 種は絶対に食べさせない

美味しいりんごの見分け方

美味しいりんごの見分け方せっかくりんごを食べさせるなら美味しいりんごを食べさせてあげたいですよね?
そんな方に向けて、美味しいりんごの見分け方を紹介します。

まず1つ目のポイントが果実の形です。
ただ大きいよりも、中くらいで重みがしっかりあるものを選びましょう。

そして、2つ目のポイントが皮の色です。
しっかり赤く染まっているものを選びましょう。
また、お尻の方が黄色になっているものは甘みが強いので◎です。

最後に果実の質感も確かめてください。
果実と皮の部分にしっかりとしたハリと艶のあるものを選びましょう。

また、美味しいりんごを見分けて買ってきた後はなるべく冷蔵庫で保管するとなお良いです。
りんごの甘みのもとである加糖という成分は、冷えているときの方が甘みを感じやすいといわれています。

りんごジュースは与えても大丈夫?

りんごは食べさせても問題ありませんが、それなら「りんごジュースを与えても大丈夫なのか」という点について解説します。

結論から言うと、与えすぎなければ問題ありません。

例えばエルビーの「フルーツセレクションアップル」の成分は下の画像の通りです。

フルーツセレクションアップル
カロリー(エネルギー)も炭水化物もりんごそのものの成分とあまり変わらないので、成分的には与えても問題ありません。

そして次に原材料です。

フルーツセレクションアップル
香料という表示が少し気になるところではありますが、ドッグフードでも「ナチュラルフレーバー」と称して香料が使われています。

ドッグフードの香料は大丈夫なのにりんごジュースの香料はダメだというのは理にかなわないので、りんごジュースは原材料的にも問題ないことがわかります。

大抵のりんごジュースの原材料はりんごと香料ですが、加えて酸化防止剤が使ってあるものがあります。
もちろん問題ない可能性もありますが、当サイトで何度も指摘しているように酸化防止剤は健康的な食品ではありません。

そのため、愛犬に与えるりんごジュースは原材料を確認して酸化防止剤が使われていないものを選んでください。

犬にりんごを食べさせても大丈夫?注意点は?ジュースは?まとめ

りんごは甘くて愛犬も喜びますし、この記事で解説されている注意点を守って食べさせる分には、健康への問題もない良いおやつになります。

この記事を参考にして、より美味しくて健康的な食生活を実現してください。

ただし、健康への影響はおやつとして何を食べさせるかよりも、主食で何を食べさせるのかの方が遥かに重要です。

もし、ちょっと愛犬の健康が気になるようであれば当サイトで紹介しているドッグフードランキングを参考にしてより良いドッグフードに切り替えるのをおすすめします。