犬が食べて良いもの・悪いもの

犬にさくらんぼを食べさせても大丈夫?花粉症の子は注意!

犬にさくらんぼを食べさせても大丈夫?
このページは、そのように疑問に思っている方に向けて書いています。

こんにちは、ドッグフードAtoZ運営のリョウです。
僕は愛犬を生活習慣病で亡くしたことがあります。
「他の飼い主さんたちには同じような後悔をして欲しくない」
そういう気持ちで始めたのがドッグフードAtoZです。

このページはさくらんぼについて飼い主さんに知っておいていただきたいことを網羅しています。
愛犬にさくらんぼを食べさせる前の参考にしてください。

犬にさくらんぼを食べさせても大丈夫!

さくらんぼは犬が食べても大丈夫
まず、犬にさくらんぼを食べさせても問題ありません。

ただし、食べさせるうえでの注意点を守らないと愛犬の健康を害してしまう可能性があります。
このページの後半で解説されている注意点をしっかり守って食べさせてあげてください。

ちなみにチェリーも犬に食べさせても問題ありません。
どちらもバラ科サクラ属サクラ亜属の果樹であるミザクラ(実桜)の果実で成分的な違いは大きくないからです。

さくらんぼの成分

さくらんぼの成分
大切な愛犬に食べ物を食べさせる時には、その食べ物の成分を知ったうえで食べさせてあげて欲しいです。
そこで、ここではさくらんぼの成分を解説します。

さくらんぼの3大栄養素はどれも少なめ!

さくらんぼの3大栄養素は次の通りです。

タンパク質 1%
脂質 0.2%
炭水化物 15.2%(1.2%)
エネルギー 60kcal/100g

()内は食物繊維

(参照:カロリーSlism|サクランボ)

見ていただくとわかるように、さくらんぼはタンパク質・脂質・炭水化物・食物繊維・エネルギーの全てが少ないです。
そのため、さくらんぼは他の果物に比べて少し太りにくいおやつになります。

その他のさくらんぼの栄養素

その他のさくらんぼに豊富に含まれる特徴的な栄養素を紹介していきます。


葉酸
葉酸は緑黄色野菜やレバー、果物に豊富に含まれるビタミンB群の水溶性ビタミン。
ビタミンB9とも呼ばれます。

葉酸の働きは以下の通りです。

  • 赤血球の細胞の形成を助ける
  • 成長促進

リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、琥珀酸
これらの酸は有機酸と呼ばれるもので、さくらんぼの酸味のもとになっています。

これらの有機酸の働きは以下の通りです。

  • 疲労回復
  • 食欲増進
  • 血行促進

アントシアニン
さくらんぼの色素であるアントシアンが糖などと結びついた成分。

アントシアニンの働きは以下の通りです。

  • 抗酸化作用

さくらんぼは病気やアレルギーの犬にも食べさせても大丈夫?

さくらんぼは病気やアレルギーの犬にも食べさせられる?
さくらんぼは炭水化物もカロリーも低く、愛犬に食べさせやすい果物だと言うことが分かっていただけたと思います。

次は、病気やアレルギーなどの健康問題を抱えている愛犬にも食べさせても大丈夫なのかという点について解説するので、参考にしてください。

腎臓病の犬は?

腎臓病の子に食べさせるおやつで注意するべきなのが、カリウムの含有量。

腎臓病の子は腎機能が低下しており、余分に摂ったカリウムを尿に排泄することができず、高カリウム血症などの病気の原因になるからです。

しかし、さくらんぼのカリウムの含有量は少ないので、安心して食べさせる事が出来ます。

尿路結石の犬は?

尿路結石は主にストルバイト結石シュウ酸による結石の2つです。

リンを過剰摂取させてしまうとストルバイト結石が、シュウ酸を過剰摂取させてしまうとシュウ酸による結石が悪化してしまいます。

そのため、おやつを選ぶ時には、その食べ物に含まれているリンとシュウ酸の含有量が非常に大切です。

さくらんぼにはリンもシュウ酸もほとんど入っていないので安心して食べさせる事が出来ます。

アレルギーの犬は?

アレルギーはじんましんやせきなど全身症状を伴う即時型と、口の中だけでかゆみなどの症状が出る口腔アレルギー症候群があります。

もし、愛犬が花粉症だと、さくらんぼは花粉のアレルゲン物質を非常に似た構造のアレルゲン物質を含んているため、口腔アレルギー症候群になる可能性が少なくありません。

もし、愛犬が花粉症ならさくらんぼは食べさせないでください。

肥満の犬は?

肥満の犬には基本的に何も食べさせない方が良いです。

しかし、どうしても食べさせるのを我慢出来ないのであれば、さくらんぼは比較的ましな選択でしょう。

というのも、さくらんぼは甘さはしっかりあるので愛犬も喜ぶ味ですが、カロリーが低く、糖質も比較的少なめの果物だからです。

ただし、当然ですが与えすぎは絶対にやめてください。

量を守れば、腎臓病や尿路結石、肥満の愛犬にも食べさせても大丈夫。
ただし、花粉症の愛犬には食べさせない。

さくらんぼを食べさせるときの注意点

基本的には愛犬に食べさせても問題ないさくらんぼですが、食べさせる時にはいくつかの注意点があります。

食べさせる時には以下の注意点をしっかり守って食べさせてあげてください。

食べさせ過ぎない

犬にさくらんぼを食べさせ過ぎない

スイスの医師で医科学の祖とも呼ばれるパラケルススの言葉に「全てのものは毒であり、毒でないものはない。投与量のみが毒か否かを決定する。」というものがあります。

さくらんぼはタンパク質や脂質やビタミン、ミネラルが少ないため、食べ過ぎても他の果物に比べれば健康へ悪影響を与えにくい果物ですが、食べさせ過ぎるべきではありません。

愛犬の体重 1日のさくらのぼの量
1kg 3g
3㎏ 7g
5kg 11g
10kg 18g
15kg 25g
20kg 32g

通常の大きさのさくらんぼは1粒あたり可食部が平均8gなのを覚えておくと良いかもしれません。

また、何かしらの健康問題を抱えている子に食べさせる場合は、目安よりも少なめにしましょう。

種を取り除く

種を取り除く
(出典:cookpad|さくらんぼ 種の取り方)

さくらんぼの種にはアミグダリンという成分が含まれています。

アミグダリンそのものに毒性があるわけではありません。
しかし、加水分解されるとマンデロニトリルという成分が生成されます。
そして、マンデロニトリルが分解されることで生成されるのがシアン化水素(青酸)という猛毒です。

含有量が多いわけではないので、人間ならウメを100個~300個食べないと死に至るような症状はでません。

しかし、猛毒であることにはかわりないので、さくらんぼを愛犬に食べさせる時には種を取り除いてあげてください。

また、その際に、喉や腸管に詰まったり、消化不良にならないように小さくカットしてあげるとなお良いです。

食べさせ過ぎない
種は取り除く

上で説明した通り、さくらんぼを食べさせるときには種を取り除くので、同時に茎や葉も取り除かれるとは思いますが、茎や葉も絶対に食べさせないでください。

なお、皮に関しては、小さくカットして食べさせるのであれば、剥いたりする必要はありません。

犬にさくらんぼを食べさせても大丈夫?花粉症の子は注意!

おやつとして食べさせる程度の量のさくらんぼで、他サイトで紹介されているような健康効果を得ることは難しいですが、単純に味を楽しませてあげる分には良い果物です。

この記事に書いてあったことをしっかり守って食べさせてあげてください。

また、もし健康に不安があるのであれば、おやつで何を食べさせるかよりも、何を主食として食べさせるかの方が重要です。
当サイトのドッグフードランキングを参考に、より良いドッグフードへの切り替えを検討するのも良いかもしれません。