ドッグフードの原料

鹿肉入りドッグフードとその他のドッグフードを徹底比較。

最近では鹿肉入りのドッグフードというものも発売されています。

鹿肉入りドッグフードは低カロリー高タンパクビタミンが豊富で、、、、というようにオススメされることが多いです。

それなのに、鹿肉の成分についてしっかり説明しているサイトはほとんどありません。

そのせいで結局何を買ったら良いのかわからないって飼い主さんは少なくないと思います。

このページでは、「鹿肉魚(サーモン)鶏肉豚肉牛肉ラム肉」の成分を比較することで、本当に鹿肉入りのドッグフードは他のドッグフードよりも優れていてオススメ出来るのかを検証しています。

・鹿肉入りドッグフードの購入を迷っている。
・鹿肉が魚(サーモン)、鶏肉、豚肉、牛肉、ラム肉より優れているのか知りたい。
・数値を基に判断したい。
・愛犬の健康は守りたいけど無駄にお金を払うのはイヤだ。

以上の1つでも当てはまれば続きを読んでください。

あなたが賢くドッグフードを選ぶヒントを提供します。

鹿肉入りドッグフードvsその他のドッグフード

鹿肉入りドッグフードをオススメする人は「低カロリー高タンパク」「豊富な鉄分」「豊富なビタミン」「豊富な脂肪酸」という4つの理由を挙げることが多いです。

そこで鹿肉、魚(サーモン)、鶏肉、豚肉、牛肉、ラム肉の「カロリーとタンパク質含有量」「ミネラル含有量」「ビタミン含有量」「脂肪酸含有量」を比較していくことで本当に鹿肉入りドッグフードは他のドッグフードよりも優れていて、オススメ出来るのかを見ていきます。

なお、鹿肉をオススメする理由として消化の良さを挙げる人もいますが、肉であればどれも消化が良いので省略しました。

鹿肉入りドッグフードvsその他のドッグフード:カロリーとタンパク質含有量

タンパク質中のアミノ酸は「成長促進、筋肉の維持、傷の回復、免疫力向上」などの重要な役割を持ちます。

鹿肉のカロリーとタンパク質含有量を比較してみましょう。

鹿肉、魚(サーモン)、鶏肉、豚肉、牛肉、ラム肉の100g当たりのカロリーとタンパク質含有量を示したのが下表です。

鹿肉は低カロリー高タンパクなのが見て取れます。

また、タンパク質中にどれだけ必須アミノ酸がバランスよく含まれているかを示すアミノ酸スコアも、鹿肉、魚(サーモン)、鶏肉、豚肉、牛肉、ラム肉すべて100と最高の数値を示しており、質の良いタンパク質だと言えます。

低カロリー高タンパクという点では鹿肉入りドッグフードはその他のドッグフードより優れていると言えそうです。

タンパク質・アミノ酸について詳しく知りたい方はこちら

鹿肉入りドッグフードvsその他のドッグフード:ミネラル含有量

鹿肉入りドッグフードは鉄分が豊富だと言われています。

しかし、鉄分だけを摂ってもあまり意味がありません。鉄分を含むミネラルをバランス良く摂って初めて「食欲減退、成長抑制、筋肉弱化」などを防ぐことが出来ます。

そこで、鹿肉と魚(サーモン)、鶏肉、豚肉、牛肉、ラム肉の100g当たりの鉄分を含むミネラル含有量を表にしました。

各ミネラルの1番高い数値をにしています。

鹿肉は魚(サーモン)と並んで4つのミネラルにおいて最も高い含有量を持っています。

ミネラル含有量という点においては鹿肉入りドッグフードは魚(サーモン)入りドッグフードと引き分け、その他のドッグフードよりは優れていると言えそうです。

鉄分・ミネラルについて詳しく知りたい方はこちら

鹿肉入りドッグフードvsその他のドッグフード:ビタミン含有量

鹿肉入りドッグフードはビタミンも豊富だと言われています。

ビタミンには「細胞・皮膚・粘膜の健康維持を助ける、赤血球・骨の形成を助ける」などの非常に重要な役割があります。

鹿肉と魚(サーモン)、鶏肉、豚肉、牛肉、ラム肉の100g当たりのビタミン含有量を比較したのが下表です。

各ビタミンの1番高い数値をにしています。

魚(サーモン)と鶏肉は4つのビタミンにおいて1番含有量が高い一方、鹿肉はビタミンB6の含有量が多い以外は特にビタミン含有量が多いとは言えません。

ビタミン含有量という点においては鹿肉入りドッグフードは他のドッグフードより優れているとは言えません。

ビタミンについて詳しく知りたい方はこちら

鹿肉入りドッグフードvsその他のドッグフード:脂肪酸含有量

鹿肉入りドッグフードは脂肪酸が豊富だとも言われています。

脂肪酸の中でも特に大切なのはオメガ3系脂肪酸です。

オメガ3系脂肪酸には「心臓・血管・血液・脳・関節・足・皮膚・被毛の健康維持、コレステロールのバランス維持、新陳代謝」などの非常に重要な役割があります。

そこで、鹿肉と魚(サーモン)、鶏肉、豚肉、牛肉、ラム肉の100g当たりのオメガ3系脂肪酸含有量を表にしました。

全くもって鹿肉のオメガ3脂肪酸の含有量が多いとは言えないのが見て取れます。

脂肪酸含有量という点では鹿肉入りドッグフードは他のドッグフードより優れていないと言えません。

脂肪酸について詳しく知りたい方はこちら

鹿肉入りドッグフードはオススメか

ここまでの結果をまとめると下のようになります。

鹿肉入りドッグフードは「カロリーとタンパク質含有量」と「ミネラル含有量」においては優秀。しかし、「ビタミン含有量」「オメガ3系脂肪酸含有量」においては平均的。

この結果を踏まえて、鹿肉入りドッグフードはオススメかどうかという話を最後にします。

結論を先に言います。

オススメではありません。

鹿肉入りドッグフードはいくつか存在しますが、どれも鹿肉の他に牛肉などの他の肉や穀物などが入っているものがほとんどです。

せっかく鹿肉が低カロリー高タンパクなのにカロリーの高い牛肉や穀物が入っていればあまり意味がありません。

さらに、同じ価格帯でもっと栄養価の高いサーモン入りのドッグフードが売っているのでわざわざ鹿肉入りのドッグフードを選ぶ理由はないです。

僕は「低カロリー高タンパク」「オメガ3系脂肪酸が豊富」「ミネラルが豊富」「ビタミンが豊富」「抗酸化作用を持つアスタキサンチンが豊富」全て満たすサーモンこそが最強のドッグフードの原料だと思っています。以前にサーモンの栄養価についても記事にしたので読んでってください。

ここまで2000字ほどの長文を読んでくれたあなたは愛犬の健康を真剣に考えている方です。

そういう人がいるってことが非常に嬉しいです。

ありがとうございます。