ドッグフードの栄養素

第2回ワンちゃんのための健康講座:犬と脂質

脂質って聞くとあまり良いイメージがないかもしれません。

でも本当は摂りすぎなければ非常に大切な栄養素です。

第2回のワンちゃんのための健康講座は「犬と脂質」と称して、脂質について解説したうえで、脂質を構成する成分を2つのグループに分け、それぞれのグループについての注意点を紹介していきます。

脂質ってそもそもなに?

犬は生きるために食事を通して必要な物質を取り入れて生きています。

それらの物質のことを「栄養素」と呼んでおり、その中の1つが「脂質」です。

「脂質」「タンパク質」「糖質」は3大栄養素と呼ばれており犬にとって生きるうえで欠かせない栄養素です。

脂質はタンパク質や糖質の2倍のエネルギーを含み、消化も早いため犬の大切なエネルギー源になります。

脂質は体内に入った後で、「中性脂肪」「コレステロール」に分かれます。

 

 

その後さらに細かく分解されていきます。

まとめると下の図のように分解されていきます。

 

 

分解されて最終的には「コレステロール」「グリセリン」「飽和脂肪酸」「オメガ6系脂肪酸」「オメガ3系脂肪酸」「オレイン酸」の6つの成分に分解されます。

これら6つの成分は普段意識せずとも十分量取ることが出来るか否かで2つのグループに分けることが出来ます。

 
グループ1に属する成分に関しては不足を、グループ2に属する成分に関しては過剰摂取を気を付けなければなりません。

グリセリンは例外的に不足や過剰によって病気を引き起こすことはほとんどありません。特にきにする必要はありません。

グループ1の働き

グループ1において心配するべきなのは不足です。

グループ1の成分がどれだけ多くの働きを持つのかを知っていただきたいです。

グループ1に属する成分の働きは総じて似ているところがありますが、特にオメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸の働きはよく似ています。

しかし、オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸が似た働きをもつからといってどちらかを摂取すれば良いわけではないことに注意して下さい。

オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸はバランス良くとって初めて十分な効果を発揮します。

 

グループ2の過剰摂取がもたらす症状

グループ2に属する成分は一般的なドッグフードに十分量含まれています。

グループ2において心配するべきなのは過剰摂取です。

過剰摂取がもたらす症状を紹介します。

コレステロールの過剰摂取は僕が愛犬チョコを失う原因になった糖尿病も引き起こします。
(このサイトについて参照)

もちろん過剰摂取さえしなければ「コレステロール」も「飽和脂肪酸」も悪い成分ではありませんが、過剰摂取は上のような命に関わる病気の原因になります。

過剰摂取には十分注意してください。