ドッグフードの原料

本当は怖いグレイン(穀物)を含むドッグフードの話。

原材料にグレイン(穀物)を含むドッグフードをあげていませんか?

多くのドッグフードメーカーが穀物が大量に入っているドッグフードを出しているからといって何の疑問もなしに買っていると後悔するかもしれません。

・穀物入りドッグフードをあげている。
・動物性タンパク質と植物性タンパク質の違いをよく知らない。
・愛犬の便通が悪い。
少しでも愛犬に健康で長生きしてほしい。

以上の1つでも当てはまれば続きを読んでください。

このページではグレイン(穀物)を含むドッグフードのデメリットを紹介します。

グレイン(穀物)を含むドッグフードってそもそも何?

原材料に小麦、米、大麦、キビ、粟、とうもろこしなどのグレイン「穀物」を含まないドッグフードをグレインフリーのドッグフードと呼びます。

原材料に小麦、米、大麦、キビ、粟、とうもろこしなどのグレイン「穀物」を含むのが今回お話するグレイン(穀物)を含むドッグフードです。

グレイン(穀物)を含むドッグフードのデメリット

グレインフリーのドッグフードにはいくつかのメリットがあります。

・タンパク質を取りにくい。
・太りやすい。
・消化に悪い。

詳しく解説していきます。

タンパク質を取りにくい

第3回ワンちゃんのための健康講座:犬とタンパク質で解説した通りタンパク質は犬の健康にとってなくてはならない栄養素です

穀物入りのドッグフードでは効率良くタンパク質を取ることが難しいです。

主要な魚と肉、穀類の100g当たりのタンパク質含有量を比較したのが下図です。

肉や魚に比べて穀物のタンパク質含有量は圧倒的に少ないのが理解していただけると思います。

また同じタンパク質1gといっても肉に含まれる動物性タンパク質と穀物に含まれる植物性タンパク質では価値が違います。

犬にとってタンパク質が大切なのは中に必須アミノ酸が含まれているからです。

タンパク質の中にバランス良く必須アミノ酸が含まれているかを示す指標としてアミノ酸スコアというものが存在します。

サーモン、鳥、豚、牛のアミノ酸スコアは100な一方、大豆以外の穀物のアミノ酸スコアは平均50前後です。

同じ1gのタンパク質でもアミノ酸スコアという点で穀物のタンパク質は魚や肉のタンパク質の半分ほどの価値しかありません。

太りやすい

グレインフリーのドッグフードに比べて穀類が多く入っているドッグフードは圧倒的に太りやすいです。

主要な魚と肉、穀類の100g当たりのタンパク質含有量とカロリーを比較したのが下図です。

総じて穀物はカロリーが高いのを理解していただけたと思います。

100gの魚や肉に含まれているのと同じ量のタンパク質を摂るのに穀物では200~300g食べなければいけません。

穀物に多く含まれる糖質の摂りすぎは第4回ワンちゃんのための健康講座:犬と糖質で解説した通りです。

消化に悪い

穀物入りのドッグフードは犬にとって消化が悪いです。

私たち人間は平らな臼歯(奥歯)で穀物をすり潰しながら、唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素である程度分解した後で飲み込み胃・腸への負担を小さくしています。また、分解吸収が行われる腸は非常に長いです。

一方、犬は臼歯が穀物をすり潰すのに向いていなければ、唾液にはアミラーゼは含まれていいないうえに、腸は短いです。

消化できないことはありませんが、消化に悪いのは確かです。

その結果、便通、腸内環境の悪化などを引き起こしたり、十分な栄養が吸収できないなど問題が生じることも少なくありません。