ドッグフードの栄養素

第3回ワンちゃんのための健康講座:犬とタンパク質

第3回のワンちゃんのための健康講座は「犬とタンパク質」についてです。

・タンパク質って言葉は聞いたことがあるけど良く分かってない。
・タンパク質とアミノ酸の関係とアミノ酸の効果を知らない。
・ドッグフードを国産か海外産など曖昧な基準で決めている
少しでも愛犬に健康で長生きしてほしい

以上の1つでも当てはまれば続きを読んでください。

このページでは犬の健康に必要不可欠なタンパク質について解説していきます。

第1回、第2回講座がまだの方はそちらも併せて読んでいただきたいです。

タンパク質についてだけ知っていても何の意味もないからです。

第1回ワンちゃんのための健康講座:犬とビタミン

第2回ワンちゃんのための健康講座:犬と脂質

タンパク質ってそもそも何?

第1回講座第2回講座に出てきた「ビタミン」、「脂質」と同じ栄養素の1つです。

脂質と同様に、3代栄養素の1つでもあります。

タンパク質は20種類のアミノ酸で構成されています。

そのうちの10種類が必須アミノ酸と言われ、犬の健康にとって欠かすことのできない成分です。

残りの10種類のアミノ酸も大切な成分ですが、犬の体内で合成されているので、特に食事で摂る必要はありません。

この講座では必須アミノ酸に焦点を当てて解説していきます。

 

必須アミノ酸の働き

必須アミノ酸は10種類あり、それぞれが犬の健康を維持するうえで大切な働きを持っています。

10種類の必須アミノ酸の働きをまとめたのが下表です。


甲状腺ホルモン・・・体の発育を促進したり、新陳代謝を盛んにする働きを持つホルモン。

セロトニン・・・精神の安定や睡眠に深く関わっている神経伝達物質。セロトニンが不足すると、ネガティブな思考になったり、内臓の働きや代謝が下がったりする。

イソロイシン、ロイシン、バリンのように似た働きを持つ必須アミノ酸もありますが、どれか1つをあげれば良いということではなく、あくまでバランス良く摂ることが大切です。

バランス良く摂ることで必須アミノ酸の恩恵を最大限に受けることが出来ます。

必須アミノ酸が不足してしまうと?

必須アミノ酸は犬にとって大切な栄養素です。

不足してしまうと様々な症状を引き起こします。

高アンモニア血症・・・体内のアンモニアは代謝によって対外へ排出されるが、その機能が低下し体内のアンモニア濃度が高くなっていること。呼吸障害や意識障害、疲労感を引き起こす。