ドッグフードの原料

【完全保存版】ドッグフードの原料一覧。

野菜

マメ科

ヒラマメ(レンズ豆)
マメ科の植物。60%が炭水化物、23%がタンパク質である。全体の17%が食物繊維であり、食物繊維が豊富である。炭水化物の割合が高いため、ビタミン(B1、パントテン酸、B6)、ミネラル(マグネシウム、リン、鉄分、亜鉛、銅、セレン)が豊富である。

エンドウ豆
マメ科の植物。60%が炭水化物、22%がタンパク質である。全体の17%が食物繊維であり、食物繊維が豊富である。炭水化物の割合が高いため、ビタミン(B1、パントテン酸、B6)、ミネラル(マグネシウム、リン、鉄分、亜鉛、銅)が豊富である。タンニンを含む。タンニンは整腸・アレルギー緩和・抗酸化・抗菌作用を持つとされる。えんどう豆をスープ用や、デンプン粉末に加工する際に生じる副産物を作って作られたのが「えんどう豆繊維」である。食物繊維が60-70%と豊富に含まれている。エンドウ豆の未熟の種子を食用にしたのが「グリーンピース」である。グリーンピースは約79%が水分。15%が炭水化物、5%がタンパク質である。

エンドウタンパク
エンドウ豆を濃縮乾燥したもの。60%がタンパク質で出来ており、ドッグフードのタンパク質量の調整に使われる。ただし、エンドウ豆はアミノ酸スコアが67程度と高くないのでタンパク質源としては質が低い。似たようなものに「豆タンパク」がある。なんの豆を使っているのかわからないので詳しいことは言えないが、大豆を含んでいる場合が多く注意が必要である。

豆類繊維
マメ類の繊維。ドッグフードの繊維をプラスするのに使われる。成分は豆の種類による。

インゲンマメ
マメ科の植物。タンパク質20.0%、脂質2.2%、炭水化物57.8%。ビタミン(B1、B2、ナイアシン、B6、葉酸、パントテン酸、ビオチン)、ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、モリブデン)が豊富である。

ウズラ豆(ピント豆)
マメ科の植物。タンパク質6.7%、脂質1.3%、炭水化物49.6%、237kcal/100g。ミネラル(鉄、銅)が豊富である。

ソラマメ
マメ科の植物。タンパク質26%、脂質2%、炭水化物56%、水分13%である。ビタミン(B1、B6、葉酸)、ミネラル(マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅)が豊富である。

アルファルファ
マメ科の植物。96%が水分である。ビタミン(E、葉酸、パントテン酸)、ミネラル(モリブデン、銅)が豊富である。葉緑素、ファイトエストロゲン、クマリン、アルカロイド、フィトステロールを含む。葉緑素は抗ガン・コレステロールの正常維持、ファイトエストロゲンは抗ガン、クマリンは抗酸化作用や抗菌作用、フィトステロールはコレステロール正常維持、抗ガン作用を持つとされる。

ひよこ豆
マメ科の植物。60%が炭水化物、タンパクが22%、12%が水分である。全体の17%が食物繊維であり、食物繊維が豊富である。炭水化物の割合が高いため、ドッグフードにひよこ豆が多く含まれている時は注意が必要である。ビタミン(B1、葉酸)、ミネラル(マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、マンガン)が豊富である。他の豆と同様に食物繊維とタンパク質が豊富である。食物繊維が他の豆に比べると多い。亜鉛、葉酸を豊富に含む。

大豆
マメ科の植物の種子。28%が炭水化物、35%がタンパク質、20%が脂質である。全体の17%が食物繊維であり、食物繊維が豊富である。ビタミン(E、B1、B2、B6、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチン)、ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、セレン、クロム、モリブデン)が豊富である。タンパク質のアミノ酸スコアは100である。栄養価は非常に優れている。ただし、ドッグフードに使われている大豆は安価なアメリカ産の遺伝子組み換え大豆が多い。遺伝子組み換え大豆は除草剤や殺虫剤を大量に散布しても枯れないため、除草剤や殺虫剤が大量に使用されており、残留薬品量が多い。一度は残留薬品量が日本の基準量を超えたため、日本への輸出は禁止されたが、”なぜか”すぐに日本の安全基準が緩められ、輸出が再開された。

フェヌグリーク(コロハ)
マメ科の植物。ハーブ・香辛料。抗菌、コレステロール低下、脂肪の蓄積阻害、生活習慣病を予防する効果を持つとされるジオスゲニンを含む。

甘草
マメ科の植物。漢方にもよく使われている。グリチルリチンを含む。グリチルリチンは抗炎症・アレルギー反応低下作用を持つとされる。リクイチン低カロリーにも関わらず甘みが強いため、天然の甘味料として欧米でも広く使われている。

イナゴマメ
マメ科の植物。タンパク質が3.9%、脂質0.7%、炭水化物が80.9%、346kcal/100gである。

ナス科

ピーマン
ナス科の植物。94%が水分。ビタミンC以外の栄養素は特に高くない。ビタミンCは犬の体内で合成されるので必要ない。「パプリカ」はカラーピーマンの一種。

ジャガイモ
ナス科の植物。80%が水分、18%が炭水化物である。ジャガイモのタンパク質は体で効率的に利用できる質の良いタンパク質だとされているが、ジャガイモには2%しかタンパク質は含まれないので誤差である。ドッグフードに使われているジャガイモは安価なアメリカ産の遺伝子組み換えものが多い。遺伝子組み換えジャガイモは除草剤や殺虫剤を大量に散布しても枯れないため、除草剤や殺虫剤が大量に使用されており、残留薬品量が多く健康被害をもたらす可能性がある。ドッグフードには遺伝子組み換えであるという旨を表示する義務はないため、注意が必要である。

ジャガイモタンパク
ジャガイモから馬鈴薯でん粉を工業的に精製した際に生じるタンパク質の溶けたものを濃縮乾燥させたもの。ドッグフードのタンパク質量の調整に使われる。ジャガイモタンパクに使われているジャガイモは安価なアメリカ産の遺伝子組み換えものが多い。遺伝子組み換えジャガイモは除草剤や殺虫剤を大量に散布しても枯れないため、除草剤や殺虫剤が大量に使用されており、残留薬品量が多く健康被害をもたらす可能性がある。ドッグフードには遺伝子組み換えであるという旨を表示する義務はないため、注意が必要である。

トマト
ナス科の植物。95%が水分。リコピン、トマチン、ペクチンを含む。それぞれリコピンは抗酸化作用、トマチンはコレステロールの正常維持、ペクチンは抗アレルギー・整腸・血糖値の上昇緩和・コレステロールの正常維持作用を持つとされている。トマトを絞った粕は「トマトポマス(トマト絞り粕)」と呼ばれる。トマトポマスはトマトの皮が主成分であるため、残留農薬が心配である。

アブラナ科

タカナ
アブラナ科の植物。95%が水分。ビタミン(A、B6、E、葉酸、)、ミネラル(カリウム、カルシウム、鉄、クロム、モリブデン)を豊富に含む。

ハクサイ
アブラナ科の植物。95%が水分。、抗ガン作用があるイソチオシアネートを含む。

キャベツ
アブラナ科の植物。94%が水分。ビタミンの葉酸が豊富である。イソチオシアネートを豊富に含み、抗ガン作用が最も高い食物と位置付けられる。

ケール
アブラナ科の植物。タンパク質2.1%、脂質0.4%、炭水化物5.6%、水分が91%である。ビタミン(A、E、B2、B6、葉酸)、ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、マンガン、セレン、モリブデン)が豊富である。

カラードグリーン(コラードグリーン)
アブラナ科の植物。タンパク質3%、脂質0.3%、炭水化物5%、31kcal/100g。ビタミン(A、C、B1、B2、B6、葉酸、マンガン)、ミネラル(カルシウム、鉄、マンガン)が豊富である。

オランダガラシ(クレソン)
アブラナ科の植物。シニグリンという抗菌作用を持つ成分を有する。ラットによる実験でオランダガラシを日常的に摂取することで血圧上昇抑制や脂質代謝改善に有効であるという報告がある。

カラシナ
アブラナ科の植物。タンパク質が3.3%、脂質0.1%、炭水化物4.7%、水分が91%である。ビタミン(A、E、B1、B2、ナイアシン、B6、葉酸)、ミネラル(カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン)が豊富である。

カブ(カブラ)
アブラナ科の植物。タンパク質が0.84%、脂質0.12%、炭水化物5.2%、水分が94%である。ビタミン(B6、葉酸)、ミネラル(カリウム)が豊富である。カブの葉も食べられることもあるが、栄養的な価値はほとんどない。

ブロッコリー
アブラナ科の植物。タンパク質4.3%、脂質0.5%、炭水化物5.2%、33kcal/100g。ビタミン(A、E、B1、B2、B6、葉酸、パントテン酸、ビオチン)、ミネラル(カリウム、銅、モリブデン)が豊富である。

セリ科

パセリ
セリ科の植物。薬草として使われることもある。パセリの緑のもとはクロロフィルという物質で血中のコレステロールを下げる効果、抗ガン作用を持つ。また、独特な匂いのもとであるアピオールという精油は食欲増進、消化促進の効果を持つ。

ニンジン
セリ科の植物。90%が水分である。体内でビタミンAに代わるβカロテンを豊富に含む。

アンジェリカルート
セリ科の植物。ハーブ。アンジェリカルートから取れる精油成分には抗炎症作用、抗菌作用、リラックス効果がある。α-ピネン、β-フィランドレン、δ-3-カレン、リモネン、1,8-シネオール

アニス
セリ科の植物。ハーブ。抗酸化・免疫調整・コレステロールの正常維持・リラックス・抗ガン作用を持つとされるリモネン、抗菌・肝機能補助作用を持つとされるアネトールを含む。

コリアンダー(パクチー)
セリ科の植物。ハーブ。

パースニップ
セリ科の植物。抗酸化、抗炎症、抗菌、抗ガン効果を持つとされるファルカリンジオール、ポリアセチレンを含む。

フェンネル(ウイキョウ)
セリ科の植物。香辛料・ハーブ。フェンネルから取れる精油はトランスアネトール、ルチンを含む。トランスアネトールは抗菌・肝機能補助作用、ルテインは抗酸化・免疫力向上作用を持つとされる。

パセリ
セリ科の植物。薬草として使われることもある。パセリの緑のもとはクロロフィルは抗酸化・コレステロールの正常維持・整腸作用を持つとされる。

クミン
セリ科の植物。種子が香辛料として使われる。クミンアルデビドを有しており抗ウィルス作用を持つとされる。

セロリ
セリ科の植物。タンパク質が0.7%、脂質が0.2%、炭水化物が3.0%、16kcal/100gである。

シソ科

シソ
シソ科の植物。和風ハーブ。ロスマリン酸、ぺリルアルデビドを含む。ロスマリン酸は抗酸化・抗炎症・アレルギーの予防作用、ペリルアルデヒドは抗菌・防腐作用を持つとされる。

セイヨウハッカ(ペパーミント)
シソ科の植物。ハーブ。セイヨウハッカから取れる精油はメントール、アピゲニン、オレアノール酸、コーヒー酸、クマル酸、ロスマリン酸を含む。メントールは抗菌作用、アピゲニンは抗酸化・抗ガン・免疫調整作用、オレアノール酸、コーヒー酸は抗ガン作用、クマル酸は抗酸化作用、ロスマリン酸は抗酸化・抗炎症・アレルギーの予防作用を持つとされる。

セージ
シソ科の植物。ハーブ。セージから取れる精油ははシネオール、ロズマリン酸、βカロテン、ゼアキサンチン、ルテインを含む。シネオールは抗菌・抗ウィルス・抗炎症・免疫力向上作用、ロズマリン酸は抗酸化・抗炎症・アレルギー反応の低下作用、ゼアキサンチンは抗酸化作用、ルテインは抗酸化・免疫力向上作用を持つとされる。

タイム
シソ科の植物。ハーブ。タイムから取れる精油はチモール、ロスマリン酸を含む。チモールは抗菌・防腐作用、ロスマリン酸は抗酸化・抗炎症・アレルギーの反応低下作用を持つとされる。

サマーセイボリー
シソ科の植物。ハーブ。スパイス。抗酸化、消化促進、整腸、血行促進、防腐作用を持つとされるカルバクロール、チモール、シメンが含まれる。古くは催淫作用を持つと考えられていた。

青しそ
シソ科の植物。87%が水分、7%が炭水化物。炭水化物のほとんどが食物繊維であり、食物繊維が豊富である。ビタミン(A、B2、葉酸、E)が豊富である。食欲増進、整腸作用、消化不良の改善、咳を鎮める、がん予防の効果を持つとされるぺリルアルデビドを含む。

レモンバーム
シソ科の植物。ハーブ。抗菌、抗ウイルス、整腸を持つとされるロズマリン酸、コーヒー酸、クロロゲン酸)、タンニン、フラボノイドを含む。

バジル
シソ科の植物。ハーブ。バジルの精油成分はシネオールとリナロールを有する。シネオールは抗菌・抗ウィルス・抗炎症・免疫力向上作用を、リナロールは抗菌・抗ウィルス作用を持つとされる。

ローズマリー
シソ科の植物。ハーブ。シネオール、カルノシン酸、ロスマリン酸、タンニン、ルテオリンを含む。シネオールは抗菌・抗炎症・抗ウィルス・免疫調整作用、カルノシン酸は抗酸化、ロスマリン酸は抗酸化・抗炎症・アレルギー予防、タンニンは整腸・アレルギー予防・抗酸化・抗菌作用、ルテオリンは抗酸化・免疫調整作用を持つとされる。

ラベンダー
シソ科の植物。ハーブ。リナロールとラバンジュロールを含む。リナロールは抗菌・抗ウイルス作用、バランジュロールは抗菌・抗ウイルス・免疫調整作用を持つとされる。

キク科

カモミール
キク科のハーブの一種。レボメノール、マトリシン、ルテオリン、ケルセチン、クマリンを含む。それぞれレボメノールは抗刺激・抗酸化・抗菌作用、マトリシンは抗炎症作用、ルテオリンは抗酸化作用・免疫力向上、ケルセチンは抗酸化作用・抗炎症作用、クマリンは抗酸化作用・抗菌作用を持つとされている。ハーブの中でもかなり抗酸化作用が強いと言われているハーブである。

マリーゴールド
キク科のハーブの一種。ルテイン、サポニン、フィトステロールを含む。それぞれルテインは抗酸化作用、サポニンは抗酸化作用・免疫力向上・脂肪の蓄積予防・コレステロールの正常維持作用、フィトステロールは抗ガン・コレステロールの正常維持作用を持つとされている。

ごぼう
キク科の植物。ミネラル(カリウム)、アミノ酸(アルギニン)、食物繊維(水溶性:イヌリン、不溶性:リグニン)を含む。その他、タンニン、クロロゲン酸、アルクチゲニン、サポニンなどのポリフェノールも豊富である。抗酸化作用、抗菌作用、便通改善、大腸がんの予防、血糖値の抑制、コレステロールの低下が見込まれる。

チコリ
キク科の植物。ハーブ。イヌリンとタンニンを含む。イヌリンは血中脂肪と低下させ肥満防止、タンニンは整腸・アレルギーの予防・抗菌・抗酸化作用を持つとされる。

セイヨウタンポポ
キク科の植物。タンポポ。ルテイン、フィトステロール、イヌリン、ペクチン、タンニンを含む。それぞれルテインは抗酸化・フィトステロールは抗ガン・コレステロールの正常維持、イヌリンは血中脂肪の低下・腸内の善玉菌の活性化、ペクチンは抗アレルギー・整腸・血糖値の上昇緩和・コレステロールの正常維持、タンニンは整腸・アレルギー緩和・抗酸化・抗菌作用を持つとされている。

マリアアザミ(オオアザミ)
キク科の植物。ハーブ。シリマリンを含む。シリマリンは肝機能向上作用を持つとされる。

レタス
キク科の植物。タンパク質が1.4%、脂質が0.2%、炭水化物が2.9%、15kcal/100gである。

ヒユ科

キヌア
ヒユ科の植物。64%が炭水化物、14%がタンパク質である。犬のアレルゲンになりやすいグルテンを含まない。

ホウレンソウ
ヒユ科の植物。93%が水分である。ビタミン(A、葉酸)が豊富である。

ビート
ヒユ科の植物である。タンパク質が1.6%、脂質が0.2、炭水化物が9.6、43kcal/100gである。目立った栄養素はない。ビートパルプの原料になる甜菜もビートの一種である。

ビートパルプ
ヒユ科の植物であるサトウダイコンから砂糖を作った後に残る副産物である。食物繊維を多く含んでいるため、食物繊維の過剰摂取の原因になりうる。食物繊維の過剰摂取は便秘、便の硬化、ミネラル不足を引き起こすことがある。またビートパルプは上白糖に似た糖質を多く含む。そのため、摂取量が多い場合に、ビタミンB1欠乏、肥満・心臓病のリスク、体内のカルシウムを奪う、ガンの誘発、腸内の悪玉菌の増加を引き起こす可能性も指摘されている。また、サトウダイコンから砂糖を精製する際に硫酸系の薬品を使うことが多く、薬品が残留している恐れがある。

その他

サツマイモ
ヒルガオ科の植物。66%が水分、32%が炭水化物である。皮の紫色のもとはアントシアニンという抗酸化血行促進抗炎症作用を持つとされる成分である。

大根葉
アブラナ科の植物である大根の葉。ビタミン(βカロテン、ビタミンC、ビタミンK、葉酸)、ミネラル(カリウム、カルシウム)が豊富である。

ヤム芋
ヤマノイモ科の芋の総称。71%が水分、21%が炭水化物である。抗酸化作用、肝機能の向上、免疫力の強化、肥満防止、血流改善の効果があるとされるムチン、サポニンを含む。

オオバコ
オオバコ科の植物。雑草としても道に生えている。繊維物質サイリウムを含んでおり、他の食べ物と一緒に摂ると腸管内で食物が体積を増し、腸壁を刺激することで便通を良くする効果がある。

かぼちゃ
ウリ科の果菜。タンパク質1.9%、脂質0.3%、炭水化物20.6%、91kcal/100g。ビタミン(A、E、ナイアシン、B6、葉酸、パントテン酸)、ミネラル(カリウム、銅、モリブデン)を多く含む。抗酸化・免疫力向上作用を持つとされるルテインを含む。「バターナッツスカッシュ」もカボチャの一種である。

アボカド
クスノキ科の果実。ペルシンを含み、与えると中毒症状を起こし、痙攣・呼吸困難などに陥ることがある。アボカド入りのドッグフードは数社から販売されており、健康被害の症例はないとされているが、危険性は頭に留めておく必要がある。

セイヨウイラクサ(ネットル)
イラクサ科の植物。ハーブ。抗酸化、抗炎症作用を持つとされるケルセチンを含む。

クローブ
フトモモ科の植物を使った香辛料。抗菌、抗酸化、血行促進作用を持つとされるオイゲノールを含む。

ニンニク
ヒガンバナ科の植物。ニンニクの細胞に含まれるアリインがアリイナーゼという酵素と反応するとアリシンという成分が出来る。アリシンはコレステロールの上昇を抑制する効果、血液をサラサラにする効果、抗菌作用、抗酸化作用を持つ。また、ニンニクに豊富に含まれているビタミンB1とアリシンが共に作用することで血糖値の上昇を抑える効果がある。

しょうが(ジンジャー)
ショウガ科の植物。お馴染みのしょうが。ジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオール、シネオールを含む。ジンゲロールは抗菌・免疫力向上・血行促進、ジンゲロンは抗酸化・血行促進・脂肪分解、ショウガオールは抗酸化・新陳代謝促進、シネオールは抗菌・抗ウィルス・抗炎症・免疫力向上作用を持つとされている。

ターメリック(ウコン)
ショウガ科の植物。タンパク質9.7%、脂質3.1%、炭水化物67.1、312kcal/100gである。ビタミンE、ミネラル(カリウム、鉄、亜鉛、銅、マグネシウム、リン、マンガン)が豊富である。クルクミンを含む。クルクミンは抗酸化・健胃・肝機能向上・免疫調整・コレステロールの正常維持作用を持つとされる。

アスパラガス
キジカクシ科の植物。93%が水分。ビタミン(E、B1、B2、ナイアシン、B6、葉酸、パントテン酸、)、ミネラル(カリウム、銅、モリブデン)が豊富である。アスパラギン酸、GABAを含む。アスパラギン酸は代謝の促進・肝機能の補助、GABAはリラックス効果・中性脂肪の低下・コレステロールの正常維持作用を持つとされている。

マシュマロルート(アルテア)
アオイ科の植物。ハーブ。ペクチンとタンニンを含む。ペクチンは抗アレルギー・整腸・血糖値の上昇緩和・コレステロールの正常維持、タンニンは整腸・アレルギー緩和・抗酸化・抗菌作用を持つとされる。

サルサ根
サルトリイバラ科の植物サルサ(サルサパリら)の根。抗炎症・肝臓保護・強壮作用を持つとされる。

海藻

昆布
コンブ科の海藻。65%が炭水化物、15%が水分である。全体の30%が食物繊維であり、食物繊維が豊富である。ビタミン(B1、B2、葉酸)、ミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、、マグネシウム、リン)が豊富である。アルギン酸、フコイダン、フコキサンチンを含む。アルギン酸は整腸・コレステロールの正常維持作用、フコイダンは肝機能補助・抗菌・抗アレルギー・コレステロールの正常維持、フコキサンチンは抗酸化・抗ガン・脂肪分解を持つとされる。大型の昆布は「ケルプ」と呼ばれる。

キノコ

冬虫夏草
蛾の仲間の幼虫に寄生するキノコの一種。28.9%が炭水化物、8.4%が脂質、25%がタンパク質である。抗ガン、抗菌作用を持つβ-グルカン、コルジセピンを含む。

ハナビラタケ
ハナビラタケ科のキノコ。乾燥重量の25%がタンパク質、60%が炭水化物である。抗ガン、免疫力向上、抗酸化作用を持つβ-グルカンを含む。

アガリクス
ハラタケ科のキノコ。βグルカンを豊富に含む。βグルカンは抗酸化・免疫調整作用を持つとされる。抗ガン作用を持つと謳われて販売されることもあるが、抗がん作用はないとする研究もあり、効果のほどは謎である。

シイタケ
ヒラタケ科のキノコ。タンパク質3%、脂質0.3%、炭水化物5.7%、19kcal/100g。生育環境による成分が大きく異なるため注意が必要である。

穀物

イネ科

ハト麦
イネ科の植物。70%が炭水化物、10%がタンパク質である。新陳代謝の促進、抗ガン作用、脂肪の代謝の促進の効果を持つとされるコイクセラノイド、9-ヒドロキシ-オクタデカン酸などを含む。

アワ
イネ科の植物。70%が炭水化物、10%がタンパク質である。ビタミン(B1、ナイアシン、パントテン酸)、ミネラル(マグネシウム、リン、亜鉛、鉄、銅)、食物繊維が豊富である。

米(精白米)
イネ科の植物。一般的に米と言った場合には精白米を指すことが多い。タンパク質が6.1%、脂質が0.9%、炭水化物が77.1%、356kcal/100gである。ミネラル(銅、モリブデン)が豊富である。GI値が88とかなりの高GI食品であり、ドッグフードに入っている場合は肥満に注意が必要である。

キビ
イネ科の植物。70%が炭水化物、10%がタンパク質である。エネルギーは約356kcal/100gと高め。中GI食品。ビタミン(B1、B6、パントテン酸)、ミネラル(マグネシウム、リン、亜鉛、鉄、銅)が豊富である。

そばの実
イネ科の植物。70%が炭水化物、10%がタンパク質である。ビタミン(B1、B6、パントテン酸、ナイアシン)、ミネラル(マンガン、マグネシウム、リン、亜鉛、鉄、銅、カリウム)が豊富である。

トウモロコシ
イネ科の植物。タンパク質が3.6%、脂質が1.7%、炭水化物が16.8%、92kcal/100gである。葉酸とモリブデンが豊富である。ドッグフードに使われているトウモロコシは安価なアメリカ産の遺伝子組み換えものが多い。遺伝子組み換え食品の割合が非常に高いアメリカでは遺伝子組み換え食品の出現と共にガン、白血病、アレルギー、自閉症などの慢性疾患が急増しているため危険である。トウモロコシは犬のアレルギーの原因になりやすい食材トップ6に入る。トウモロコシ入りのドッグフードは避けるべきだとする愛犬家が多い。トウモロコシを挽いて作られた穀粒は「ホミニーフィード」や「コーンフラワー」「トウモロコシ粉」と呼ばれる。

コーングルテン
トウモロコのデンプンを遠心分離機で沈殿させた時に生じるタンパク質を多く含む上澄み液を乾燥させたもの。60%がタンパク質であある。しかし、アミノ酸スコアは74と低めである。原料になるトウモロコシは安価なアメリカ産の遺伝子組み換えものが多く、遺伝子組み換え食品の割合が非常に高いアメリカでは遺伝子組み換え食品の出現と共にガン、白血病、アレルギー、自閉症などの慢性疾患が急増しているため危険である。原料になるトウモロコシは犬のアレルギーの原因になりやすい食材トップ6に入る。コーングルテン入りのドッグフードは避けるべきだとする愛犬家が多い。

赤米
イネ科の植物である玄米の果皮か種皮に赤色の色素を持つ品種。色素はタンニンであり、整腸・アレルギー緩和・抗酸化・抗菌作用を持つ。

黒米
イネ科の植物である玄米の果皮か種皮に紫黒の色素を持つ品種。色素はアントシアニンであり、抗酸化作用を持つ。ビタミン(B,Eなど)、ミネラル(リン、カルシウムなど)を含む。

グレインソルガム
イネ科の植物。92%が炭水化物である。他の穀物に多く含まれているグルテンを含まないため、アレルギー反応などが出にくいという特徴がある。抗酸化作用を持つとされるタンニンを含む。

大麦
イネ科の植物。78%が炭水化物、15%が水分で出来ている。全体の10%が食物繊維であり、食物繊維が豊富である。ビタミン(B6、ナイアシン、パントテン酸)、ミネラル(マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、モリブデン)が豊富である。

オートミール
イネ科の植物であるオート麦(オーツ麦)を砕いたもの。70%が炭水化物、14%がタンパク質である。ビタミンのパントテン酸、ミネラル(マグネシウム、リン、鉄、セレン)が豊富である。抗酸化、コレステロールの低下作用を持つとされるβーグルカンを含む。

玄米
イネ科の植物。イネの実を脱穀したものが玄米。玄米の糠を取り除いたものが精白米。玄米に傷をつけて水分吸収を良くしたのが「粗挽き米」。60%が水分、36%が炭水化物である。ビタミン(B1、ナイアシン、B6、パントテン酸)、ミネラル(マグネシウム、リン、亜鉛、銅、マンガン、モリブデン)が豊富である。中GI食品である。

小麦
イネ科の植物。60%が炭水化物、10%がタンパク質である。グルテンという消化に悪い成分を大量に含んでいる。アレルギーを引き起こしやすいドッグフードの原料としても有名。

全粒米
精白などの処理で、糠となる果皮、種皮、胚、胚乳表層部といった部位を除去していない穀物や、その製品である。玄米、発芽玄米、オートミールソバなどがある。

フスマ
小麦の果皮、種皮、胚芽。65%が炭水化物、16%がタンパク質である。全体の45%が食物繊維であり、食物繊維が豊富。炭水化物における食物繊維の割合が高く糖質の割合が低いため、比較的太りにくい穀物である。小麦同様アレルギーを引き起こしやすい。

米糠
米を精米した際に出る果皮、種皮、胚芽。50%が炭水化物、20%が脂質、15%がタンパク質である。炭水化物のうち50%は食物繊維であり、食物繊維が豊富である。ビタミン(B1、ナイアシン、パントテン酸、B6、葉酸、E)、ミネラル(カリウム、マグネシウム、リン、鉄分、亜鉛)が豊富である。抗ガン、高脂血症緩和、脂肪肝の予防、コレステロールの低下の効果を持つとされるフィチン酸、イノシトール、フェルラ酸、γオリザノールを含む。

シード類

ゴマ
ゴマ科の植物。19%が炭水化物、脂質が54%、タンパク質が20%。炭水化物の70%が食物繊維であり、食物繊維が豊富である。ビタミン(B1、ナイアシン、B6、葉酸)、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、リン、鉄分、亜鉛、銅)が豊富である。抗酸化、抗ガン、コレステロールの低下作用を持ち、健康食品としても有名なセサミンを含む。

グレープシード
ぶどうの種。プロアントシアニジン、レスベラトロールを含む。プロアントシアニジンはビタミンEの50倍と言われる強力な抗酸化作用を持ち、レスベラトロールは抗酸化・コレステロールを抑制作用を持つとされる。ブドウの種からエキスを抽出したものが「ブドウ抽出物(ブドウ種子抽出物)」である。

フラックスシード(亜麻仁)
アマ科の植物。オメガ3系脂肪酸のαリノレン酸とリグナンを豊富に含み、免疫改善、免疫力向上、アレルギーの緩和、コレステロールの抑制、抗炎症作用を持つと言われている。

ヒマワリの種
コレステロールや中性脂肪を低下させる効果を持つオメガ6系脂肪酸の1つリノール酸を豊富に含む。しかし、オメガ6系脂肪酸を含む食品が多いことと、ヒマワリの種の100gで600kcalというカロリーの高さを考えると摂取する必要はないと言える。

カボチャの種
カボチャの種。タンパク質26.5%、脂質51.8%、炭水化物12%、574kcal/100g。ビタミン(B1、B2、ナイアシン、B6、葉酸、パントテン酸、ビオチン)、ミネラル(カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、セレン、クロム、モリブデン)が豊富である。

チアシード
シソ科の植物の種子。タンパク質が21%、脂質が28%、炭水化物が32%、425kcal/100g。脂質のうち64%が他の食材からは摂るのが難しいオメガ3脂肪酸であり、非常に良質な脂質を含む。

果物

ツツジ科

ブルーベリー
ツツジ科の果実。86%が水分、13%が炭水化物である。アントシアニンを含む。アントシアニンは抗酸化・抗炎症・血行促進作用を持つとされる。

クランべリー
ツツジ科の果実。86%が水分、13%が炭水化物である。プロアントシアニジン、アントシアニン、タンニン、アルブチン、リグナン、ケルセチンを含む。プロアントシアニジンはビタミンEの50倍の抗酸化作用・抗ガン作用・脂肪燃焼促進、アントシアニンは抗酸化・抗炎症・血行促進、タンニンは整腸・アレルギー緩和・抗酸化・抗菌作用、リグナンは抗酸化・抗炎症作用、ケルセチンは抗酸化・抗炎症作用を持つとされている。

バラ科

なし
バラ科の果実。90%が水分、10%が炭水化物である。和なしと西洋なしなどにわかれるが、いずれも栄養的価値はほとんどなし。

リンゴ
バラ科の果実。85%が水分、14%が炭水化物である。ペクチン、プロシアニジン、ケルセチンを含む。ペクチンは抗アレルギー・整腸・血糖値の上昇緩和・コレステロールの正常維持、プロシアニジンは抗酸化・肝臓保護・糖代謝促進・脂質代謝促進作用、ケルセチンは抗酸化作用・抗炎症作用を持つとされる。ドッグフードに繊維質をプラスするためにリンゴの副産物をもとに作られたのが「リンゴ繊維」である。

ローズヒップ
バラ科の果実。タンパク質1.6%、脂質0.3%、炭水化物38.2%、約162kcal/100g。ビタミン(A、E)、マンガンが豊富である。リコピンとペクチンを含む。リコピンは抗酸化作用、ペクチンは抗アレルギー・整腸・血糖値の上昇緩和・コレステロールの正常維持作用を持つとされる。

ブラックベリー
バラ科の果実。タンパク質1.4%、脂質0.5%、炭水化物10.0%、43kcal/100g。整腸・アレルギー緩和・抗酸化・抗菌作用を持つとされるタンニンを豊富に含む。

その他

ココナツ
ヤシ科の果実。24%が炭水化物、66%が脂質、6%がタンパク質である。全体の14%が食物繊維であり、食物繊維が豊富である。脂質のほとんどが飽和脂肪酸であり、糖尿病などの原因になりやすい。

パパイヤ(パパイア)
パパイア科の植物。タンパク質0.5%、脂質0.2%、炭水化物9.5%、38kcal/100g。葉酸というビタミン、ミネラル(カリウム、マグネシウム)が豊富である。抗アレルギー・整腸・血糖値の上昇緩和・コレステロールの正常維持作用を持つとされるペクチンを含んでいる。

ザクロ
ミソハギ科の果実。タンパク質0.2%、炭水化物14.4%、44kcal/100g。整腸・アレルギー緩和・抗酸化・抗菌作用を持つとされるタンニン、抗酸化・抗菌・抗炎症作用を持つとされるプニカラジン、抗酸化・抗炎症・血行促進を持つとされるアントシアニンが含まれる。

バナナ
バショウ科の果実。75%が水分、23%が炭水化物である。ビタミンB6が豊富である。トリプトファンと呼ばれる抗酸化・コレステロール値の維持の作用を含んでいる。トリプトファンはリラックス効果、腸の蠕動運動促進により腸内環境を整える効果を持つとされるセロトニンの材料になる。抗酸化、抗炎症、抗微生物、抗がん、心保護、神経保護、抗糖尿病、抗骨粗鬆症、エストロゲン/抗エストロゲン作用、抗不安、鎮痛、抗アレルギー活性を持つとされるケンペロールも含まれている。

ジュニパーベリー
ヒノキ科の針葉樹になる実。ルテイン、リモネン、αピネンを含む。ルテインは抗酸化・免疫力向上作用、リモネンは抗酸化・免疫調整・コレステロールの正常維持・リラックス・抗ガン作用、αピネンは抗酸化・血行促進作用を持つとされる。

ユッカ
リュウゼツラン科の植物の総称。ユッカの含むサポニンという成分には血中コレステロールを下げる効果や整腸効果がある。他にユッカオールという成分も含んでおり、抗炎症作用、抗酸化作用を持つ。

植物性

ひまわり油
ひまわりの種から取れる油。70%がリノール酸、20%がオレイン酸である。リノール酸を含むオメガ6系脂肪酸は他の食べ物からも十分に摂ることが出来るので、脂肪酸源としては優秀とは言えない。

菜種油
菜の花の種から取れる油。菜種はエルカ酸、グルコシノレートという甲状腺肥大の原因物質に変化する物質を含んでいたが、近年は品種改良で菜種のエルカ酸、グルコシノレートの含有量は低下している。また精製技術の向上で一層、菜種油のエルカ酸、グルコシノレート含有量は低下している。60%がオレイン酸、30%がリノール酸である。

植物油
大豆油、ゴマ油、コーン油、ヒマワリ油、パーム油、紅花油、オリーブ油などの植物から取れる植物性油脂の総称。一口に植物油と言っても原料によって異なるので、ドッグフードの原料覧に「植物油」と書いてある場合は何が含まれているのかはわからない。

大豆油
最も一般的な植物油の1つである。脂質100%、922kcal/100gである。飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸の割合が多いため、犬の健康に良い油ではない。

ゴマ油
ゴマから抽出される油。他の油と同様にオレイン酸とオメガ6脂肪酸を多く含むが、特に他の油に対する優位性は持たない。抗酸化、抗ガン、コレステロールの低下作用を持ち、健康食品としても有名なセサミンの含有量も低い。

アーモンド油
アーモンドから抽出される油。他の油と同様にオレイン酸とオメガ6脂肪酸を多く含むが、特に他の油に対する優位性は持たない。

キャノーラ油
栽培菜の花の種から取れる油。オレイン酸、オメガ3脂肪酸を多く含み、また、酸化しにくいためドッグフードに使われることが多い。遺伝子組み換えされた菜の花の種を原料とするため、ガン・アレルギー・腎臓障害健康被害が心配されている。トランス脂肪酸を多く含むため皮膚の痒みやアレルギー、糖尿病、心疾患の原因になりやすいとも言われている。健康被害が大きいため、WHOは2023年までにトランス脂肪酸を根絶しようとしている。

月見草油
月見草と呼ばれるアカバナ科の植物から抽出された油。健康に良いとされるが、根拠となる成分はオメガ6系脂肪酸であるが、他の食べ物からも十分に摂ることが出来る。

ルリジサ油
ムラサキ科の植物で、ハーブとしても使われるルリジサから取れる油である。飽和脂肪酸が15%、一価不飽和脂肪酸が15%、オメガ6脂肪酸が61%と、極端にオメガ6脂肪酸の割合が高くドッグフードには向かないことが多い。

ココナッツオイル
ココナッツのなるココヤシからとれる油。脂質がほぼ100%であり、脂質における中鎖脂肪酸の割合が非常に高い。中鎖脂肪酸は吸収された後に、長鎖脂肪酸とは異なり、全身を巡る前に直接肝臓に運ばれ分解されエネルギーになるため、脂肪として蓄積されにくく、太りにくい脂肪酸として注目されている。また、中鎖脂肪酸は他の脂肪酸に比べて酸化しにくいため、ココナッツオイルは酸化しにくい特徴を持つ。ラウリン酸は抗菌、抗ウイルス、抗真菌作用、カプリル酸は抗菌作用、カプリン酸は抗菌作用を持つとされる。

動物性

動物性油脂(動物性脂肪)
動物性の油。何の動物の油かわからないので成分が健康的ではない可能性がある。また、4D(死骸、病気、死にかけ、障害を持つ動物の肉)ミートと呼ばれる質の最悪の肉を使っている可能性もあるので注意が必要である。さらに、質の悪い動物性油脂はすぐに酸化するためエトキシキンのような強力かつ危険な酸化防止剤が使われていることが少なくない。よほど信頼のおけるドッグフードメーカーでなければ動物性油脂を使用しているドッグフードは避けるのが無難であるというのが愛犬家の通説である。脂質が主成分であるがほとんどが飽和脂肪酸なため健康への悪影響が心配されている。

フィッシュオイル
魚から採取される脂肪油。通常はイワシ、サンマなど大量に捕獲される魚類を原料とする。脂質が100%、902kcal/100gである。オメガ3系脂肪酸を豊富に含んでいる。体質に合わない場合、フィッシュオイルは胃の不快感の原因となることがあるとされている。特定の魚の名前を冠するフィッシュオイルもある。

サーモンオイル
サーモンから取れる油。食事から摂りにくいオメガ3系脂肪酸を多く含んでいる。オメガ3脂肪酸は抗炎症、抗アレルギー、コレステロールを下げる効果、皮膚疾患、関節炎、心疾患、腎疾患の治療の補助の働きを持つ。

鶏脂
鶏の動物性油脂。牛脂や豚脂に比べるとオメガ3系脂肪酸の含有量が多い。一方、レンダリングという過程で用いられる薬品が残留する可能性や、4Dミートを呼ばれる、死にかけの鶏や病気で死んだ鶏など、品質の悪い鶏を使っている可能性が懸念されている。

青魚

メンハーデン
ニシン科の魚。魚粉の原料として使われることが多い。他の青魚と同様に脂肪分が酸化しやすいため、加工時にエトキシキンのような有害な酸化防止剤が使われている可能性が低くないため、注意が必要である。

煮干し
小魚を煮て干したもの。魚の原料により栄養は異なる。原料に青魚を含むことが多いため、加工を始めた瞬間から酸化が始まる。そのため、発がん性が疑われているBHAなどの酸化防止剤が加えられていることがある。注意が必要である。

ウォールアイ
カナダ~アメリカに生息するスズキ目の大型淡水魚。

ニシン
ニシン科の魚。タンパク質17%、脂質15%、炭水化物0.1%、水分67%、約216kcal/100g。他の魚に比べて脂肪分が多いのが特徴。オレイン酸などを多く含む。脂肪分が多いため酸化が早く、酸化防止剤が使われるのが一般的である。ニシンは輸入ものがほとんどであり、外国で加工する際に毒性を持つエトキシキンなどの酸化防止剤が使われている可能性は低くないため警戒が必要である。基本的にはドッグフードにニシンが入っていた場合、信頼できるドッグフードメーカーのもの以外は避けた方が良い。ニシンを加熱して油分を絞った乾燥粉砕品は「ニシンミール」と呼ばれる。タンパク質が豊富である。

サバ
サバ科の魚。青魚。タンパク質20.1%、脂質7.9%、炭水化物0%、158kcal/100g。ビタミン(B2、ナイアシン、B6、B12、D)、ミネラル(セレン)が豊富である。オメガ3を1.47%、オメガ6を0.8%含み非常に脂質の質が高い。その反面「サバの生き腐れ」と言われるほど傷むのが早いためあまりドッグフードには向いていない。

カツオ
サバ科の魚。青魚。タンパク質25%、脂質6.2%、炭水化物0.2%、約160kcal/100g。ビタミン(ナイアシン、B6、B12、D)、ミネラル(リン、セレン)が豊富である。カツオの乾燥粉砕品が「カツオ粉末」である。

白身魚

サーモン
サケ科の魚。脂質が平均10%、タンパク質が20%と低カロリー高タンパクである。ビタミン(D、E、B1、ナイアシン、B6、B12)、ミネラル(カリウム、マグネシウム、リン)が豊富である。オメガ3系脂肪酸が豊富である。サーモンの赤色のもととなっているアスタキサンチンは強力な抗酸化作用を持っており、ビタミンEの2000倍と言われている。栄養価の高さで言えば他の肉類や魚を大きく上回っている。サーモンを乾燥粉砕したものが「サーモンミール」である。

白身魚
基本的にはタラを指すことが多い。タラの成分はタンパク質17.6%、脂質0.2%、炭水化物0.1%、77kcal/100である。ビタミンB12とミネラル(ヨウ素、セレン)が豊富である。アミノ酸スコアは100。ただし、タラでない場合は栄養素・安全性は全て不明である。白身魚を加熱して油分を絞った乾燥粉砕品は「白身魚ミール(ホワイトフィッシュミール)」と呼ばれる。

カレイ
カレイ科の魚。タンパク質19.6%、脂質1.3%、炭水化物0.1%、水分78%、95kcal/100g。ビタミン(D、E、B2、ナイアシン、B6、B12、パントテン酸、ビオチン)、ミネラル(カリウム、マグネシウム、リン、亜鉛、ヨウ素、セレン)が豊富である。

フィッシュミール(魚粉)
様々な魚を加熱して油分を絞った後の乾燥粉砕品。魚から油分が取り除かれているため、タンパク質が豊富。しかし、何の魚を使っているかわからず、ヒスタミンなどのアレルギー物質が入っているケースもあり、製造の過程で酸化防止剤が使われている可能性も高いため出来ればフィッシュミールが入っているドッグフードは避けたい。(別名:オーシャンフィッシュミール)

魚介エキス
様々な魚から抽出したエキス。味付け目的で使われるのが主であり、栄養学的な価値は低い。

馬肉
5%が脂質、22%がタンパク質であり、非常に低カロリー高タンパクである。ビタミン(ナイアシン、B6、B12)、ミネラル(鉄分、リン、亜鉛)が豊富である。

豚肉
20%がタンパク質、13%が脂質である。アミノ酸スコア100。他の肉に比べて脂肪分が多く、カロリーが高い。ビタミン(B1、ナイアシン、B6)、ミネラル(リン、セレン)が豊富である。脂質に含まれる脂肪酸のバランスは良くない。

鹿肉(ベニソン)
鹿の肉。タンパク質が22.3%、脂質が1.5%、炭水化物が0.5%、110kcal/100g。他の肉に比べて圧倒的に低カロリーで高タンパクである。ビタミン(B1、B2、ナイアシン、B6、B12、パントテン酸)、ミネラル(カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅)が豊富である。

牛肉
牛の肉。タンパク質14.4%、脂質33.9%、炭水化物0.2%、371kcal/100g。ビタミン(E、ナイアシン、B6、B12)、ミネラル(リン、鉄、亜鉛)が豊富である。ドッグフードに含まれる肉類の中ではタンパク質が少なくカロリーが高い。牛肉は犬のアレルギーの原因になりやすい食品のトップ5に入る。ドッグフードには牛乳を出せなくなった乳牛が食用として使われることもあり、その場合には成長ホルモン剤の影響が心配されている。

ビーフパウダー
牛肉で出来た粉。牛の様々な部位を使ってつくられる。その中には、糞、尿、血なども含まれる。また材料となる鶏も4D(死骸、病気、死にかけ、障害を持つ動物の肉)の牛であることが多いため注意が必要である。

ラム肉
ヒツジの肉。タンパク質18%、脂質16%、炭水化物0.1%、227kcal/100g。ビタミン(B1、B2、ナイアシン、B6、B12、パントテン酸)、ミネラル(カリウム、鉄、亜鉛、銅、セレン)が豊富である。非食用臓物(胃袋・腸・肺・骨など)とくず肉を搾脂したものが「ラムミール」である。

鶏肉
鶏の肉。25%がタンパク質、15%が脂質である。ビタミン(ナイアシン、B6、パントテン酸、葉酸)、ミネラル(ナトリウム、マンガン)が豊富である。豚肉、牛肉、ラム肉に比べてカロリーが低く、タンパク質が豊富なのが特徴。

チキンミール
鶏肉で出来た粉。鶏の様々な部位を使ってつくられる。その中にはクチバシ、羽、糞、尿、血なども含まれる。また材料となる鶏も4D(死骸、病気、死にかけ、障害を持つ動物の肉)の鶏であることが多いため注意が必要である。また、使用するのを鶏に限定せず、家禽(肉・卵・羽を利用するために飼育している鳥の総称)の肉を使ったものを「家禽ミール」と呼ぶ。ミールは避けるべきというのが愛犬家の常識である。

ササミ
23%がタンパク質、他はほとんど水分である。アミノ酸スコア100。非常に低カロリー高タンパクである。ビタミン(B1、B2、ナイアシン、B6、パントテン酸)、ミネラル(カリウム、マグネシウム、リン、セレン、モルブデン)を含む。ササミを乾燥させパウダー状にしたのが「ササミパウダー」である。

鶏ハツ
鶏の心臓。脂肪が7%、タンパク質17%と低カロリー高タンパクである。栄養素は他の部位に比べ劣らないが、値段が安いのでドッグフードの値段を抑えるのに使われる。

鶏レバー
鶏の肝臓。もも肉と同程度のタンパク質(約19%)を含む。他の部位同様、ビタミンが豊富である。肝臓は毒素を分解する臓器なので、品質の悪いものだと毒素が溜まっている可能性があるので質の良い鶏レバーを選ぶ必要がある。

チキン軟骨
鶏の軟骨。軟骨はカルシウムが豊富なイメージがあるが、カルシウムの働きを阻害するリンをカルシウム以上に含んでいるため、カルシウム源には向かない。また100g当たり食塩1g相当のナトリウムを含んでいるため注意が必要である。

チキンネック(セセリ)
鶏の首のむき身。タンパク質22.9%、脂質13.2%、炭水化物1.1%、215kcal/100g。

七面鳥(ターキー)
七面鳥の肉。75%が水分、23%がタンパク質である。100g当たり105kcalで非常に低カロリー高タンパク。ビタミン(B2、ナイアシン、B6、B12、パントテン酸)、ミネラル(マグネシウム、リン、カリウム、鉄、亜鉛、銅)が豊富である。

七面鳥ミール
七面鳥の様々な部位を使ってつくられる。その中にはクチバシ、羽、糞、尿、血なども含まれる。また材料となる七面鳥も4D(死骸、病気、死にかけ、障害を持つ動物の肉)の七面鳥であることが多いため注意が必要である。ミールは避けるべきというのが愛犬家の常識である。

七面鳥レバー
七面鳥の肝臓。脂肪分が5-15%、タンパク質が22%であり、七面鳥の正肉(むね肉、もも肉、砂肝、心臓)同様に低カロリー高タンパク質という特徴を持つ。肝臓は毒素を分解する臓器なので、品質の悪いものだと毒素が溜まっている可能性があるので質の良い七面鳥レバーを選ぶ必要がある。

ダック(アヒル)
アヒルの肉。タンパク質は12%、脂質が42%と脂質の割合が非常に大きい。450kcal/100g。ビタミン(A、D、B1、B2、ナイアシン、B6、B12、パントテン酸、ビオチン)、ミネラル(カリウム、鉄、亜鉛、銅、モリブデン、セレン)が豊富である。脂質が豊富であるがオメガ3脂肪酸の割合は非常に低いので健康には良くない。

グレービー
肉を煮焼するするときに出る汁。

チキンエキス(チキングレイビー)
鶏を原料に作られた天然旨味調味料。栄養学的な価値はない。家禽(肉・卵・羽を利用するために飼育されている鳥の総称)を原料に作られたものを「家禽エキス」という。

ポークエキス
豚を原料に作られた天然旨味調味料。栄養学的な価値はない。

菌類

乳酸菌

プロバイオティクス
人間の健康に利する善玉菌の総称。乳酸菌、ビフィズス菌が有名である。その効果は様々である。

ラクトバチルス・カゼイ
乳酸菌の一種。単にカゼイ菌とも呼ばれる。腸内でDL乳酸とアミラーゼを作り出し、幅広い物質の消化を助ける。アミラーゼは消化酵素。DL乳酸は乳酸菌が糖などを食べたり、体内のエネルギー代謝によってできる物質で、細胞を活性化する働きがある。

ラクトバチルス・ロイテリ
乳酸菌の一種。母乳を通して生まれてすぐに腸内にて活動を始める菌であるため、動物との共生力が強いことが特徴である。他の乳酸菌同様に悪玉菌の繁殖を抑え、免疫力を高める作用を持つとされる。

フェシウム菌
乳酸菌の一種。エンテロコッカス・フェシュウムとも呼ばれる。乳酸菌の中でも増殖が最も早いことで知られている。他の乳酸菌と同様に腸内環境を整える効果を持つ。

バチルス・コアグランス
乳酸菌の一種。熱に強く、熱加工する食品への利用に向いている。その他の乳酸菌と同様に腸内環境を整える効果がある。

バチルスサブチルス
枯草菌と呼ばれる毒性のない菌の一種。生きたままで腸に届き、腸内の善玉菌を活性化させる効果を持つ。

ビフィドバクテリウム アニマリス
ビフィズス菌の一種。腸内の酸性を強め、4種類の善玉菌(B.ラクティス、L.ラクティス、L.ブルガリクス、S.サーモフィルス)を活性化させる作用を持つとされる。このビフィズス菌が腸内で生成するポリアミンは動物の寿命を伸ばす効果があるとする研究も存在する。

アシドフィルス菌
酸性や酸素に強い常在菌の一種。ラクトバチルス・アシドフィルスアシドフィルス菌とも呼ばれる。乳酸菌。腸内の悪玉菌の増殖を抑制し腸内環境を整える効果、またそれによってアレルギーの抑制効果、ピロリ菌やカンジタ菌を抑制する効果を持つ。

ラクティス菌
酸に強いビフィズス菌の一種。腸内の悪玉菌の増殖を抑制し腸内環境を整える効果、またそれによってアレルギーの抑制効果を持つ。あた免疫力を向上させる力が他のビフィズス菌と比べても高いと言われている

ビフィドバクテリウム サーモフィラム菌
ビフィズス菌の一種である。他のビフィズス菌や乳酸菌と同様に腸内環境を整える効果がある。ビフィズス菌の中でも免疫賦活(活性化)効果が特に高い。

ビフィドバクテリウム・シュードロングム菌
ビフィズス菌の一種である。犬由来のビフィズス菌であるため、犬の整腸にとりわけ効力を発揮するとされる。

エンテロコッカス フェカリス菌
乳酸菌の一種。菌のサイズが小さいことが特徴で、サイズが小さいため大量に摂取するのが容易であることで注目を集めている。免疫力を調整し、健康を維持する効果がるとされる。生菌よりも死菌の方が効果が高いとされているため、ドッグフードに含まれているエンテロコッカス フェカリス菌は死菌であることが多い。

その他

紅麹。
赤色の食用カビ。着色料。モナコリンKという成分が中性脂肪とコレステロールを低下させる効果を持つ。

酵母
広義の意味と狭義の意味があるが一般的には狭義の意味で用いられる。狭義の意味においては食品などに用いられる出芽酵母(出芽することで増える広義の意味での酵母(単細胞の真菌類))を指す。

ビール酵母
菌の一種。菌としては善玉菌を増やして腸内環境を整える効果を持つ。ビタミンB1、B2、ナイアシン、B6、葉酸、パントテン酸、ビオチン)、ミネラル(カルシウム、鉄、カリウム、マグネシウム、リン、銅、亜鉛、マンガン、セレン)、食物繊維が豊富である。ビール酵母に含まれているβグルカンという食物繊維は腸に達した後で、免疫機能を果たしている細胞の働きを活性化し、体全体の免疫機能を高める効果と血中コレステロールを正常に維持する効果、血糖値の上昇を緩やかにする効果を持ち、グルタチオンは抗酸化作用を持つとされている。

オリゴ糖

オリゴ糖
ブドウ糖が2-10個結合して形成される糖。甘味料。甘さは砂糖ほどではないが、カロリーも半分程度である。整腸作用、免疫力向上作用を持つため、機能性食品として人気が高い。

マンナンオリゴ糖
天然の甘味料。腸内の悪玉菌を吸着し便と一緒に排泄されることから善玉菌を活性化し、腸内環境を整える効果を持つ。カロリーは砂糖の半分程度ではあるが、食べすぎは肥満、軟便の原因になる。

フラクトオリゴ糖
砂糖から作られる天然の甘味料。フラクトオリゴ糖に含まれるオリゴ糖は消化されずに腸まで届き、善玉菌の餌になるこおで腸内環境を整える効果を持つ。カロリーは砂糖の半分以下のではあるが、食べすぎは肥満、軟便の原因になる。

栄養補助

メチルスルフォ二ルメタン(MSM)
有機硫黄化合物の一種であり、穀類、果物、野菜、牛乳などに含まれている。関節炎、腱炎、腰痛、関節リウマチなど様々な症状の改善や新陳代謝の促進の効果があると言われている。

グルコサミン・コンドロイチン
関節保護効果を持つとされる。

亜鉛アミノ酸キレート
亜鉛などのミネラルはそのままの形だと消化吸収率が悪いため、亜鉛をアミノ酸でコーティングして消化吸収しやすくしたもの。他にも鉄アミノ酸キレートなどが存在する。

塩化コリン
必須ビタミンの一種であるコリンと塩素を化合させて作られたもの。塩素と化合させることでコリンが良く溶け、他の原料と混ざり合いやすくする目的がある。

リン酸カルシウム
リンとカルシウムが結合した化合物。カルシウムの栄養強化剤として添加されることが多い。

塩化カリウム
塩素とカリウムの化合物。栄養成分補給のための飼料添加物。カリウムが不足すると様々な問題を引き起こすが、ほとんどの食べ物にカリウムは含まれているので不足を心配する必要はない。また、水分が不足していない状態であれば過剰摂取になることもない。

塩化ナトリウム
塩。塩素とナトリウムの化合物。塩は愛犬の健康を心配する愛犬家に嫌われることが多いが、10kgの犬で1日に1.3g程度摂取するのが理想的である。

タウリン
アミノ酸から合成される物質。肝細胞の再生を促進し、肝臓を補助する効果、胆汁の分泌を促進し脂肪の消化吸収を助ける働きを持つ。

タンパク加水分解物
タンパク質を加水分解してアミノ酸を取り出したもの。消化性が高いというメリットはあるものの、製造過程で発ガン性のあるクロロプロパノールが微量に生成されることがあるため安全性を心配する声が大きい。

クロレラ
緑色の藻類。健康食品として有名である。抗ウイルス、抗ガン、免疫力向上、糖尿病予防効果を持つと言われている。消費者センターに寄せられる苦情の件数は、健康食品の部門で毎年一位で、その多くは「健康を害した」という内容である。

卵殻
卵の殻。卵殻の40%は炭酸カルシウムで出来ており、カルシウム源として優れている。卵殻を溶かして乾燥させたものを「卵殻カルシウム」と呼び、食感の改善、栄養強化の目的で食品添加物として利用される。

セルロース
植物性の繊維。増粘剤として添加物として使われることもある。繊維質であるため、便通改善の効果、コレステロールを低下させる効果がある。しかし、栄養がないので食物繊維を含む他の物を食べた方が良い。

貝粉
貝殻を1000度で焼成したもの。ミネラルを多く含む。抗菌作用があり、食材を長持ちさせるのにも使われる。

緑イ貝粉末
イガイ科の貝。スーパーオキサイド・ディスムターゼという抗酸化作用を持つ成分を豊富に含むほか、コンドロイチン、グルコサミン、ヒアルロン酸が関節の働きをサポートする機能を持つ。

天然バイオフラボノイド
ポリフェノールの一種。ビタミンPとも呼ばれる。抗酸化作用、血管を強くする効果、血中のコレステロールを抑制する効果を持つ。

緑茶抽出物(カテキン)
緑茶から抽出されるエキス。ポリフェノールの一種である。カテキンは抗酸化・抗菌・脂肪の燃焼促進作用を持つとされる。

調味料

ナチュラルザルツ
塩。普通の塩とほとんど同じと考えて差し支えない。基本的には犬が必要とするナトリウムの量は25~50mg/kgと少ないの、原料一覧に塩があるドッグフードは避ける愛犬家も多い。

天然風味料
香料(別名:フレーバー、香味料、風味料)と呼ばれ食品に風味を付けるのに用いられる添加物。減量が明示されることは少ないため、実は愛犬のアレルギーの原因が天然風味料の原料だったというケースも存在する。

ミルクカルシウム
牛乳から脂肪分と乳タンパクが取り除かれた「乳清」を乾燥させたもの。77%が炭水化物、13%がタンパク質である。ビタミン(B1、B2、ナイアシン、B6、B12、パントテン酸)、ミネラル(ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン)が豊富である。ミルクカルシウムに含まれるカルシウムはリン酸カルシウムと呼ばれ、リン酸とカルシウムが結合した化合物で体に吸収されやすい。

その他


基本的には鶏の卵を指すことが多い。タンパク質が豊富なイメージが強いが13%程度なので豊富とは言えない。アミノ酸スコア100。約151kcal/100g。ビタミン(A、D、E、B2、B12、葉酸、パントテン酸、ビオチン)、ミネラル(リン、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、モリブデン)が豊富である。卵黄の黄色のもとはカロテノイドという抗酸化作用を持つ成分である。雌鶏の体を通してダイオキシンという有害物質が卵に含まれていることも多く、質の良い卵を選ぶ必要がある。卵を乾燥させパウダー状にしたのが「乾燥卵(全卵粉)」である。

牛乳
5%が炭水化物、4%が脂質、3%がタンパク質である。牛乳はカルシウムが豊富なイメージを持っている人も多いが、カルシウムは豊富ではない。牛乳の水分を飛ばし乾燥させたものは「ミルクパウダー」と呼ばれる。ミルクパウダーは脂質、タンパク共に25%程度まで濃縮されており、良いタンパク質源になる。

脱脂粉乳
牛乳(または特別牛乳)の乳脂肪分・水分を除去して粉末にしたものである。タンパク質が34%、脂質1%、炭水化物53.3%、359kcal/100gであるビタミン(B1、B2、B6、B12、パントテン酸、ビオチン)、ミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛、銅、セレン、ヨウ素、モリブデン)が豊富である。犬のほとんどが乳糖不耐症であり、乳製品に含まれる乳糖をうまく消化できないため乳製品を食べるとお腹を壊すことが多い。また、乳製品は犬のアレルギーの原因になりやすいので注意が必要である。

チーズ
家畜の乳を使って作られる。40%が水分、32%が脂肪、13%がタンパク質である。ビタミン(A、B12)、ミネラル(カルシウム、セレン、リン、亜鉛)が豊富である。飽和脂肪酸が多く、健康的とは言えない。

パン粉
パンなどを砕いた調理用加工食品。72%が炭水化物である。炭水化物の割合が非常に高く高GI食品でもあるため、肥満のもと。パン粉が入っているドッグフードを作っているメーカーは恐らく犬の健康なんてどうでも良いと考えている。

タピオカ
トウダイグサ科のキャッサバの根茎から製造したデンプン。ドッグフードには増粘剤として使われる。栄養学的価値はない。

加水分解甲殻類
カニやエビの外殻に含まれる「キチン」を加水分解(水と反応させて分解すること)することで「グルコサミン」を得る。

加水分解軟骨
魚や動物の軟骨を加水分解(水と反応させて分解すること)することで軟骨の「コンドロイチン」を抽出したものである。

植物性分離タンパク
小麦や大麦、ライ麦、スペルト麦、オーツ麦、ライ小麦(ライ麦と小麦の交配種)などから植物性タンパク質であるグルテンを分離したもの。ドッグフードにタンパク質をプラスする目的で使われるのが普通だが、グルテンは犬のアレルギーの原因になりやすいので注意が必要である。

シナモン(ニッキ)
ニッケイ属の複数の内樹皮から採れる香辛料である。ファイトケミカルの一種であるシンナムアルデヒドを有しており抗菌・防腐作用を持つとされる。

イヌリン
食物繊維の一種である。血中脂肪を減少させる効果、腸内の善玉菌を活性化する効果を持つとされる。