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ドッグフード「このこのごはん」を評価【星2】

このこのごはん

「このこのごはん」「株式会社オモヤ」が販売している無添加の国産ドッグフードです。

こんにちは、ドッグフードAtoZの運営をしているリョウです。

このサイトはリョウが愛犬を生活習慣病で亡くした経験から「同じ思いをする飼い主さんを1人でも減らしたい」と思って始めました。

この記事では、このこのごはんの成分・原材料・栄養素・安全性・口コミを評価しています。

購入前の参考にしてください。

このこのごはんの総評

このこのごはんは安全性は悪くはありませんが、特に良くもありません。

さらに、栄養素は他のドッグフードを比べて劣ります。

かと言って安いわけでも、特になにか魅力的な点があるわけでもありません。

また、公式サイトに涙やけや毛並みが良くなるようなことが書いてあります。

しかし、涙やけの原因の1つになる穀物を使っていいますし、涙やけに良いとされる抗酸化成分が豊富な原材料はほとんど入っていません。

そして、毛並みはタンパク質と脂質が重要ですが、このこのごはんのタンパク質と脂質は理想量とは程遠く、さらに脂質は質が悪い脂質です。

正直なところ、成分と原材料を見る限り「このこのごはんで涙やけや毛並みが良くなるなら、他のドッグフードでも治るはず」だと感じました。

買う理由は1つもないドッグフードです。

このこのごはんの基本情報

このこのごはん
(出典:https://konokototomoni.com/shop/product/konokonogohan/)

総合評価 ★★☆☆☆
評価項目 栄養素:★☆☆☆☆
安全性:★★★☆☆
コスパ:★★☆☆☆
口コミ:★★★☆☆(仮)*
主原料 鶏肉、大麦、玄米
人工添加物 不使用
穀物 大麦、玄米、
肉副産物 不使用
対応年齢 全年齢
粒の大きさ 7~8㎜
価格/容量 【3,500円/1kg】【2,980円/1kg(定期コース)】
原産国 日本
販売元 株式会社オモヤ
賞味期限 開封後:1か月目安

*口コミの数が少ないため仮の評価としています。

成分

このこのごはんの成分円グラフ
カッコ内の%は米国学術研究会議(NRC)、およびAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準ならびに「小動物臨床栄養学」のガイドラインとカロリーにより計算した理想的な数値です。

タンパク質 23%(26%~35%)
脂質 8%(12%~17%)
繊維 1%(~4%)
灰分 5.5%(5%~10%)
水分 4%
炭水化物* 59.5%
エネルギー 342kcal/100g

*炭水化物は100%-(タンパク質+脂質+水分+灰分**)により計算。

原材料

原材料イメージ
鶏肉(ささみ、レバー)、大麦、玄米、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄鹿肉まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ乳酸菌昆布、ミネラル類(牛骨カルシウム、卵殻カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB2、パントテン酸カルシウム、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE)

オレンジ=良い原材料/紫=悪い原材料

1)ささみ
低カロリーでタンパク質・ビタミン・ミネラルを豊富に含みます。しかし、その75%は水分。調理後の乾燥重量に占める割合はごくわずかになります。

2)レバー
低カロリーでタンパク質・ビタミン・ミネラルを豊富に含みます。しかし、その69%は水分。調理後の乾燥重量に占める割合はごくわずかになります。肝臓(レバー)は毒素を代謝する器官なので、低品質ドッグフードの場合はレバーには毒素が溜まっていることもありますが。このこのごはんの場合は、大丈夫でしょう。

3)大麦
アレルギーの原因になるグルテンが入っていない炭水化物源です。しかし、穀物は消化に悪く、消化不良や涙やけの原因になるので注意が必要です。

4)玄米
アレルギーの原因になるグルテンの入っていない炭水化物源です。しかし、しかし、穀物は消化に悪く、消化不良や涙やけの原因になるので注意が必要です。

5)ビール酵母
善玉菌を増やして腸内環境を整える効果を持ちます。また、ビタミン、ミネラル、食物繊維、免疫細胞の活性化・コレステロールの正常維持・血糖値の上昇を緩やかにする作用を持つβグルカン、抗酸化作用を持つグルタチオンが豊富です。

6)鰹節
アミノ酸スコアの高いタンパク質が非常に豊富な優秀なタンパク質源。ビタミンもミネラルも豊富です。

7)米油
脂質の中では酸化しにくいという良い点もありますが、オメガ3脂肪酸に対してオメガ6脂肪酸が圧倒的に多いので良質な脂質源とは言えません。

8)乾燥卵黄
卵をパウダー状にしたもので、アミノ酸スコアが100の非常に良質なタンパク質が含まれています。しかし、卵は犬のアレルギーの原因になりやすい食材なので注意してください。

9)鹿肉
低カロリーかつ低脂質なタンパク質源です。水分量は75%。

10)まぐろ
公式サイトにはマグロのDHAとEPA(ともに脂肪酸の1種)が豊富と書いてありますが、赤身には脂質は1.5%しか入っていないので、DHAもEPAも豊富ではありません。

11)青パパイヤ末
パパインというタンパク質分解酵素が含まれますが、タンパク質は元から犬にとって消化しやすいです。タンパク質の消化促進のために青パパイヤを入れるくらいであれば、まず、穀物を抜くべきです。

12)モリンガ
ビタミン・ミネラルが豊富です。

13)さつまいも
アレルギーの原因になるグルテンが入っていない炭水化物源です。

14)わかめ
整腸・コレステロールの正常維持作用を持つアルギン酸、肝機能補助・抗菌・抗アレルギー・コレステロールの正常維持作用を持つフコダイン、抗酸化・抗ガン・脂肪分解作用を持つフコキサンチンを含みます。

15)乳酸菌
整腸作用が期待されます。腸には全身の免疫細胞の70%が集まっていますので、腸の健康は全身の健康です。

16)昆布
整腸・コレステロールの正常維持作用を持つアルギン酸、肝機能補助・抗菌・抗アレルギー・コレステロールの正常維持作用を持つフコダイン、抗酸化・抗ガン・脂肪分解作用を持つフコキサンチンを含みます。

このこのごはんの評価項目の解説

評価項目のうち、栄養素安全性について解説します。

栄養素

このこのごはんの栄養素は星1です。

タンパク質も脂質も理想量には遠く及ばず、炭水化物は多く、良い点が1つもないので、栄養素は最低レベルだと判断しました。

タンパク質と脂質について少し解説します。

タンパク質が少ない

ドッグフードに含まれるタンパク質の働き
犬がタンパク質を摂ると、体内でアミノ酸に分解されます。
そして、そのアミノ酸を使って、体内でタンパク質が合成されることで、上のような健康維持効果が期待できるわけです。

そのため、タンパク質を十分に摂るのは非常に重要ですが、このこのごはんはタンパク質が理想量を大きく下回ります。

AAFCO(米国飼料検査官協会)の定める最低基準は満たしているので、このこのごはんを食べたから病気になるというようなことはないでしょう。

しかし、愛犬の健康にプラスになるような効果は期待できません。

脂質が少ない

ドッグフードに含まれる脂質の働き
このこのごはんは脂質が少ないです。

また、脂質は量だけでなく、含まれる脂肪酸のバランスも重要。

特にオメガ6脂肪酸は皮膚・被毛の健康維持効果がありますが、オメガ3脂肪酸を十分に摂らずにたくさん摂取すると、皮膚・関節の炎症の原因になります。

このこのごはんの主な脂質源は米油で、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスは悪いです。

炭水化物が多い

炭水化物は犬にとって太りやすく、必要性の低い栄養素です。

そのため、一般的に炭水化物が少ないドッグフードの方が高品質なドッグフードだといえます。

一般的なプレミアムドッグフードは45%の物が多いですが、このこのごはんの炭水化物は60%とかなり多めです。

カロリーが少ないのが救いですが、ダイエットには良くありません。

安全性

このこのごはんの安全性は星3です。

人工添加物不使用で、ヒューマングレードという良い点がありますが、穀物を使用しているという悪い点があるので、平均的だと判断しました。

人工添加物不使用

人工添加物不使用
人工添加物はFDA(アメリカ食品医薬品局)によって、アレルギーや涙やけの原因になるとされています。

また、人工添加物不使用のドッグフードに切り替えたところ、アレルギーや涙やけが良くなったという方もおり、これが意味するのは人工添加物がアレルギーや涙やけの原因なっていたということです。

その人工添加物が入っていないのは、このこのごはんの良い点です。

ヒューマングレード

オーガニックのイメージ画像
ドッグフードの中には4Dミート(死骸、病気、死にかけ、障害を持つ動物の肉)と呼ばれるような肉を使っているものもあります。

アメリカでは、ドッグフードに含まれる肉に安楽死薬が残留しており、それを食べてしまった愛犬が亡くなる事故も起きました。

そのため、ヒューマングレード(人でも食べられるほど高品質)の肉や、4Dミート(死骸、病気、死にかけ、障害を持つ動物の肉)を含む肉副産物を不使用の、このこのごはんのようなドッグフードを選ぶ必要があります。

穀物を使用

グレインフリー犬の口内からは穀物の消化に役立つアミラーゼという酵素が分泌されていません。
そのため、胃腸に負担をかけます。

胃腸に負担がかかることで、消化不良の原因になりますし、腸内環境が悪化するもの無視できません。

腸には体の免疫機能の70%が集まっているので、腸内環境があったすると、体全体の免疫が落ち、アレルギーや涙やけの発症・悪化の原因にもなります。

まとめ

ドッグフードには個人差があるので、100%良いドッグフードというものはありません。

しかし、明らかに品質の良くないドッグフードというものはあります。

その1つがこのこのごはんです。

このこのごはんを知って、わざわざここまで読んでくださっている方は愛犬の健康に気を使っている方。
そんな方にはあまりこのこのごはんは買って欲しくありません。

当サイトのドッグフードランキングを参考に、もっと合いそうなドッグフードを選んでください。