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【人気=いい商品?】ドッグフード「ロイヤルカナン」を避けるべき理由

このページでは栄養素・安全性・コスパの3つの軸をもとにドッグフード「ロイヤルカナン」を避けるべき理由を解説しています。

ロイヤルカナンはブリーダーやペットショップなどでも使っている事が多いため、そのまま与え続けている飼い主さんが多いですが、決して良いドッグフードではありません。

ドッグフード選びに迷っている方、愛犬にロイヤルカナンを与えている方は一度この記事を読んでみてください。

このページがあなたの賢明なドッグフード選びのヒントになることを願っています。

ロイヤルカナンとは

フランスの企業「ロイヤルカナン」が製造・販売しているドッグフードです。

世界の11か所に工場を持ち、92か国に輸出しているといいます。

日本では「ロイヤルカナン ジャポン合同会社」が販売活動を行っています。

現状フランス工場で生産されているロイヤルカナンが韓国産になるという情報が出ていますが、2019年上半期までは「満腹感サポート ドライ 1kg, 3kg, 8kg」以外のドッグフードはフランス産のままです。

ドッグフード「ロイヤルカナン」

総合評価 ★★☆☆☆
評価項目 栄養素:★★☆☆☆
安全性:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆
主原料 とうもろこし家禽ミート・植物性分離タンパク
穀物 とうもろこしとうもろこし粉コーングルテン
人工添加物 ポリリン酸ナトリウムソルビン酸カリウムBHA没食子酸プロピル
対応年齢 生後10か月以上の成犬
価格/容量 2,750円/1.5kg(Amazon)・4,514円/3kg(公式)・6,580円/7.5kg(Amazon)
キロ単価 それぞれ1,833円・1,505円・877円
原産国 フランス
販売元 ロイヤルカナン ジャポン合同会社
賞味期限 開封後:1.5か月

ロイヤルカナンの成分表

タンパク質 28.0%
脂質 17.0%
繊維 3.0%
灰分 5.8%
水分 10.5%
エネルギー 407kcal/100g

ロイヤルカナンの原料一覧

とうもろこし家禽*ミート植物性分離タンパク動物性脂肪とうもろこし粉コーングルテン加水分解動物性タンパクビートパルプ大豆油魚油酵母、植物性繊維、フラクトオリゴ糖ルリチシャ油緑茶ブドウ抽出物(ポリフェノール源)、加水分解甲殻類グルコサミン源)、マリーゴールド抽出物(ルテイン源)、加水分解軟骨コンドロイチン硫酸源)、アミノ酸類(L-リジン、DL-メチオニン、タウリン、L-シスチン、L-チロシン、L-カルニチン)、ポリリン酸ナトリウムゼオライト、ミネラル類(K、Cl、Ca、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、イノシトール、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、B6、B2、B1、葉酸、ビオチン、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA没食子酸プロピル

良い原料=オレンジ/悪い原料=
下線が付いている原料はリンクで詳細に飛べます。

ロイヤルカナンを避けるべき理由:栄養素

タンパク質が少ないから

ロイヤルカナンのタンパク質は28%です。

十分なタンパク質を含んでいるように感じるかもしれません。

しかし、1日あたりの摂取量を考えるとタンパク質が少ないことがわかります。

4kgの犬の1日あたりの理想的なタンパク質摂取量は[体重kg×4×1.5~2.0]より求められ、24g~32gです。

公式サイトによると4kgの犬に対する1日あたりのロイヤルカナンの推奨給与量は77gです。

このうちの28%がタンパク質ですから、1日あたりのタンパク質摂取量は77×0.28=21.8gとなり理想量には届きません。

21.8gでも最低摂取量は満たしているのでロイヤルカナンを食べさせているからといってもタンパク質の不足が原因で健康問題が起こるとは限りません。

しかし、タンパク質を理想量含むドッグフードを食べさせているときのような、愛犬が力強く元気いっぱいになる効果は期待できません。

脂質のバランスが悪いから

ロイヤルカナンの脂質は17%なので理想的な量だと言えます。

しかし、脂質に含まれる栄養素である「飽和脂肪酸・オレイン酸・オメガ6脂肪酸・オメガ3脂肪酸」のバランスが悪いです。

成分表には記載がないので正確にはわかりませんが、原料一覧を見るにオメガ3脂肪酸が極端に少ないです。

オメガ3脂肪酸が少なくオメガ6脂肪酸ばかりだと皮膚トラブルの原因になります。

また、オレイン酸・不飽和脂肪酸の割合が多い場合は様々な生活習慣病の原因になります。

仮に皮膚トラブルや病気にはならなくても、皮膚の状態が悪くなり、被毛の艶がなくなるのは脂質バランスが悪いドッグフードを食べている犬には良くあることです。

高カロリー高GIだから

ロイヤルカナンは407kcal/100gと高カロリーです。

さらに、原料一覧の初めの方に記載のある=原料に占める割合の高い「とうもろこし・米」は高GI食品と言われる太りやすい食品です。

高カロリーなうえに高GI食品なのでロイヤルカナンは非常に太りやすいと言えます。

ロイヤルカナンを避けるべき理由:安全性

人工添加物が多いから

ロイヤルカナンに入っている人工添加物にはポリリン酸ナトリウムゼオライトソルビン酸カリウムBHA没食子酸プロピルがあります。

これらの添加物は基準量の範囲内であれば問題ないとする意見がある一方で、危険性を指摘する声もあります。

無添加ドッグフードに変えてから涙やけやアレルギーが治ったという子もいます。

涙やけや重大な病気の原因になりうる人工添加物を使用しているドッグフードは念のために避けるのが賢明です。

グレインフリーじゃないから

ロイヤルカナンには穀物が入っており、グレインフリーではありません。

一般的に穀物は犬の消化に悪く、消化不良の原因になりやすいです。

また、穀物はアレルギーの原因にもなりやすいです。

さらに、ロイヤルカナンの主原料であるとうもろこしは穀物の中でも特に犬のアレルギーの原因になりやすい穀物です。

もし、今はとうもろこしアレルギーではなくても、とうもろこしを食べ続けるとアレルギーになる可能性もあります。

参考:グレインフリーでない穀物入りドッグフードの危険性

肉副産物を使用しているから

肉副産物とは4Dミート(死骸、病気、死にかけ、障害を持つ動物の肉)などを含む非常に低品質な肉のことです。

肉副産物には加工工程で危険な酸化防止剤が使われていたり、有害物質を含んでいることがあるようです。

肉副産物を長期的に摂らせることで愛犬の健康を害する危険性があります。

ロイヤルカナンに含まれる家禽ミートと動物性脂肪は肉副産物を使用している可能性が高いです。

参考:ドッグフードに入っているミール(肉副産物)の危険性

その他にも危険な原料を使っているから

ロイヤルカナンは植物性分離タンパクコーングルテンを含んでいますが、グルテンは犬のアレルギーの原因になりやすい成分の最たるものです。

また、加水分解動物性タンパクはタンパク質を加水分解して消化吸収を良くしたものですが、製造過程でクロロプロパノールという発ガン性物質を微量に生成するおそれがあります。

さらに、ビートパルプは残留農薬が心配されています。

どれも愛犬の健康を心配するなら避けるべきな原料です。

参考:ドッグフードに入っているビートパルプの危険性

ロイヤルカナンを避けるべき理由:コスパ

べつに安くないから

栄養素と安全性の低いロイヤルカナンを3kgで買ったときのキロ単価は1,505円です。

一方、栄養素と安全性がトップクラスのドッグフード「ネルソンズ」の定期コースを利用する場合のキロ単価は1,683円です。

違いは100円と少しとそれほど大きくはありません。

ロイヤルカナンは質の低さの割りには値段が高いことがわかります。

ロイヤルカナンを避けるべき理由:口コミ

口コミが食いつきに関するものばかりだから

ドッグフードの品質によって口コミの内容は変わります。

例えば「愛犬元気」のような非常に低品質なドッグフードの口コミは値段の安さ食いつきの良さに関する内容がほとんどです。

ドッグフードの栄養素や安全性に関心のある人は愛犬元気は買いません

栄養素や安全性に対する理解がなく、安さと食いつきの良さだけでドッグフードを判断する人が買います。

そのため、レビューも値段の安さと食いつきの良さに関するものになるわけです。

同じ理由でロイヤルカナンも「安い」「食いつきが良い」「ずっとこれ」というような口コミが多く、栄養素や安全性に触れた口コミはほとんどありません

Amazonのロイヤルカナンのレビューを見ると星が4つと高評価なのが分かります。

しかし、この高評価はロイヤルカナンが高品質であるということを意味するものではありません。

ロイヤルカナンは避けるべき

ロイヤルカナンは栄養素・安全性・コスパの全てにおいて劣ったドッグフードです。

キロ単価でプラス100円と少し出せば圧倒的に高品質のドッグフード「ネルソンズ」を、プラス200円と少し出せば日本で手に入るドッグフードの中で最高品質のドッグフード「モグワン」を買えます。

100円や200円を出し惜しんで、健康に良くないロイヤルカナンを買うべきではありません。

参考
ドッグフード「ネルソンズ」の評価

ドッグフード「モグワン」の評価