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ヒルズ社のドッグフード「サイエンスダイエット」を徹底評価

サイエンスダイエットを栄養素・安全性・コスパの3つの軸をもとに徹底評価。

こんにちは、リョウです。

このページではサイエンスダイエットのドッグフードを栄養素・安全性・コスパの3つの軸をもとに評価し、サイエンスダイエットはオススメ出来ないと結論付けています。

また、サイエンスダイエットと同じ会社の商品である「サイエンスダイエットプロ」はサイエンスダイエットと質がほとんど変わらない一方、金額はサイエンスダイエットよりも高いのでサイエンスダイエットプロもオススメ出来ないとしています。

ドッグフード選びに迷っている方、サイエンスダイエットを買おうか迷っている方、サイエンスダイエットプロを買おうか迷っている方は是非参考にしてください。

このページがあなたのドッグフード選びのヒントになることを願っています。

サイエンスダイエット(ヒルズ アダルト 成犬用 小粒 チキン)

サイエンスダイエットのココが○
安い

サイエンスダイエットのココが×
アミノ酸スコアの低いタンパク質
炭水化物が多い
高GI食品で太りやすい
穀物使用
遺伝子組み換え食品の危険性
ビートパルプ使用

総合評価 ★★☆☆☆
評価内容 栄養素:★★☆☆☆
安全性:★★☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆
主原料 トウモロコシ小麦・鶏肉
穀物 小麦
人口添加物 不使用
対応年齢 1歳~6歳
価格/容量 1,962円/3.3kg
キロ単価 約595円
原産国 オランダ
販売元 日本ヒルズ・コルゲート株式会社
賞味期限 パッケージに記載

成分表

タンパク質 23.8%
脂質 16.1%
粗繊維 1.7%
炭水化物 53.3%
オメガ6/オメガ3 3.73%/0.53%
エネルギー 372kcal/100g

原料一覧

トウモロコシ小麦、トリ肉(チキンターキー)、動物性油脂コーングルテントリ肉エキス植物性油脂ポークエキスビートパルプ亜麻仁、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、アミノ酸類(タウリン、リジン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロールローズマリー抽出物緑茶抽出物)

良い原料=オレンジ/悪い原料=
下線が付いている原料はリンクから詳細が確認できます。

サイエンスダイエットとは?

サイエンスダイエットはニューヨークに本社を持つコルゲート・パルモリーブ社の日本法人である「日本ヒルズ・コルゲート株式会社」によって輸入・製造されているドッグフードシリーズの1つです。

サイエンスダイエットは220人以上の栄養学者と獣医師が400頭以上の犬と暮らしながら開発され、高品質な原材料を使用しており、さらに、愛犬の健康維持に必要な50種類以上の栄養素をバランスよく含んでいるので日々の暮らしで健康を実感できるとしています。

サイエンスダイエットの栄養素

サイエンスダイエットのタンパク質

サイエンスダイエットのタンパク質量は23.8%とやや低めです。

さらに、原料にアミノ酸スコアの低い質の悪いタンパク質が豊富な「トウモロコシ小麦」が入っており、サイエンスダイエットのタンパク質全体の質を下げています。

タンパク質という点ではサイエンスダイエットは良いドッグフードではありません。

サイエンスダイエットの脂質

脂質は特に問題はないです。

他の一般的なドッグフードと変わりません。

サイエンスダイエットの炭水化物

サイエンスダイエットには炭水化物が53%も含まれています。正直言ってあり得ないくらい高い数値です。

さらに、「トウモロコシ小麦コーングルテンビートパルプ」は高GI食品です。

高GI食品を食べると血糖値が急上昇します、そうすると使い切れない糖が余ってしまいます。その糖は全身に運ばれ脂肪に変わります。

炭水化物という点ではサイエンスダイエットはダメです。

サイエンスダイエットの安全性

危険な遺伝子組み換えトウモロコシ

トウモロコシには2種類あります。遺伝子組み換えであるものと遺伝子組み換えでないものです。

昨今、遺伝子組み換え食品の危険性については様々な専門家の方が言及しています。

現実に遺伝子組み換え食品の割合が非常に高い米国では遺伝子組み換え食品の出現と共にガン、白血病、アレルギー、自閉症などの慢性疾患が急増しています。
参考:ATJ 「遺伝子組み換えの何が問題?」

もちろん、サイエンスダイエットは遺伝子組み換えのトウモロコシは使っていないかもしれません。

しかし、サイエンスダイエットには危険な遺伝子組み換えのトウモロコシが使われている可能性もあります。

僕たち飼い主の選択によって生じる問題は一手に愛犬が引き受けることになるのですから、万が一遺伝子組み換えのトウモロコシが使われていることを考えて、トウモロコシを使っているドッグフードは避けておくべきです。

また、コーングルテンもトウモロコシから作られるので同様ですが、ビートパルプもアメリカ産の95%は遺伝子組み換えだというので要注意です。

百害あって一利なし、ビートパルプ

ビートパルプもサイエンスダイエットの危険な原料の1つです。

ビートパルプはサトウダイコンから砂糖を抽出した後に残る副産物で出来ています。

問題は砂糖をどうやって抽出しているかです。

1つ目が圧力抽出です。サトウダイコンに圧力をかけて抽出します。高コストですが、安全です。

2つ目が薬品抽出です。サトウダイコンを硫酸系の薬品で溶かして抽出するというものです。低コストですが、薬品が残留している危険性があります。

参考:大高酵素ペットバイタブル「北海道産ビートパルプについて」

繰り返しになりますが、サイエンスダイエットのビートパルプは安全かもしれませんが、危険な残留薬品が残っているかもしれません。それならば、とりあえず避けておくというのが正しい姿勢ではないでしょうか。

サイエンスダイエットのリコール騒動

サイエンスダイエットは度々リコール騒動を起こしています。

まずは2009年です。

米国のヒルズ社が一部製造を依頼していたメニューフーズ社製のキャットフードにメラミンという有毒物質が含まれており、大量のペットが腎不全などで死亡し、同社のウェットタイプとドライタイプのキャットフードが大量リコールされました。

次に2013年です。

「サイエンス・ダイエット シニア小粒高齢犬用4kg」の一部の製品に「プリスクリプション・ダイエット犬用z/dドライ」が混入していたとしてリコールされました。

さらに、2016年です
「プリスクリプション・ダイエット犬用 w/d 小粒 1kg」のうち一部の製品に「プリスクリプション・ダイエット犬用 r/d 小粒」が混入していたとしてリコールされました。

最後に去年です。「サイエンス・ダイエット ライト肥満傾向の成犬用 6.5kg」にデオキシニバレノールという赤カビが産生し、食欲不振嘔吐の原因になる物質が入っていたとしてリコールにされています。

なかなかこれだけリコール騒動を起こしているドッグフードメーカーはサイエンスダイエットのヒルズ社以外にはありません。

サイエンスダイエットのコスパ

圧倒的に安いですが、典型的な安かろう悪かろうの商品なのでコスパは良くないです。

いくら安くても質が悪ければ意味がありません。

サイエンスダイエットの口コミ

サイエンスダイエットは質は高くないにも関わらず、Amazonの口コミは星4.5と非常に高いです。

参考:Amazon サイエンスダイエット アダルト 成犬用 チキン 小粒 3.3kg [ドッグフード]

しかし、口コミを見ていると納得出来ました。

ほとんどが「食いつき」に対する高評価だったんです。

そもそも、ドッグフードの栄養素と安全性を考慮する人ならサイエンスダイエットは買いません。ということは、サイエンスダイエットの購入者は栄養素と安全性には注意を払っていないわけです。栄養素と安全性に注意を払わない購入者はわかりやすい「食いつき」と「金額」だけでドッグフードを評価します。

そのため、ビートパルプなどで嗜好性を高めており食いつきが良く、トウモロコシや小麦、米などでかさ増ししているため安いサイエンスダイエットが高評価を得るのです。

サイエンスダイエットはオススメ出来ない

穀物が主原料に含まれており、栄養素は悪く、リコール騒動を頻繁に起こしており安全性も信頼できないサイエンスダイエットの良いところは金額が安いだけです。

しかし、金額は安いと言っても、将来的に良くないドッグフードを食べさせているせいで病院のお世話になる回数が増えれば全く”得”ではありません。

したがって、僕はサイエンスダイエットはオススメ出来ません。

サイエンスダイエットプロもオススメ出来ない

サイエンスダイエットを販売している日本ヒルズ・コルゲート株式会社は「サイエンスダイエットプロ(公式ページ)」というドッグフードも販売しています。

「プロ」とついているだけあってサイエンスダイエットよりも品質が良いと思いがちですが、ほとんど質に違いはないのでサイエンスダイエットプロもオススメ出来ません。

確かに原料一覧の1番最初にくる主原料が「トウモロコシ」から「チキン」に変わっています。

しかし、タンパク質のアミノ酸スコアが低い点、炭水化物が多い点、高GI食品が多い点、「トウモロコシ・コーングルテン・ビートパルプ」という遺伝子組み換え食品である可能性がある食品を含んでいること、「ビートパルプ」には残留薬品の危険性があること、リコール騒動を頻繁に起こしている会社の商品である点は変わりません。

一方で、金額は3.3kgで4,299円にあがっています。3.3kgで4,299円出してサイエンスダイエットプロを買うのなら少し安いニュートロの「ナチュラルチョイス」の方がずっとオススメです。