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テラプラドッグフードを評価【星3】オーガニックだけど良くない?

テラプラドッグフード

テラプラドッグフードは高いので、「やっぱり合わなかった」という事態になるのはイヤですよね。

あくまで愛犬の好みもあるので、このページを読んだだけで絶対にドッグフード選びの失敗を100%防げるとは言いません。

しかし、このページではテラプラッグフードの栄養素や安全性、コスパをどのサイトよりも詳しく解説しているので、このページを読めば失敗の確率をグンと下げることができます。

このページの内容は以下の通りです。

  1. 総評
  2. 基本情報の紹介
  3. 栄養素・安全性・コスパの評価と評価の理由の説明および口コミの紹介
  4. 評価のまとめ

買ってから後悔しないためにも、購入前によく読んでみてください。

テラプラドッグフードとは?

テラプラは「世界で最も厳しいと言われている認定をクリアした100%オーガニックで安心安全のフード」を自称するドイツ産のドッグフードです。

2018年現在、日本で手に入るラインナップは2つあります。

全年齢
テラプラ-ビーフグルメ 主原料:有機牛肉,有機牛肉臓器,有機キビ/危険な原材料:なし/タンパク質22%,脂質:10.9%,カロリー375kcal/100g
テラプラ-チキングルメ 主原料:有機鶏肉,有機鶏肉臓器,有機キビ/危険な原材料:なし/タンパク質24%,脂質:5%,カロリー353kcal/100g

このページでは「テラプラ-チキングルメ」(以降:テラプラ)の情報に基づいて評価していきます。

テラプラは全年齢とはなっていますが、AAFCO(米国飼料検査官)が定める成長期の犬向けのドッグフードのタンパク質の最低含有量が22%で、テラプラのタンパク質含有量はビーフグルメが22%、チキングルメが24%で最低基準ギリギリです。子犬にはもう少しタンパク質が多いドッグフードを選んであげてください。

テラプラドッグフードの総評

テラプラドッグフードはオーガニック100%で安全性にこだわっているようですが、穀物を使用しているという安全性の問題点もあるほか、安全性がいくら高くても栄養素が低ければ結局は愛犬にはプラスになりません

そして、口コミがほとんどないので実際の使用感を参考にすることもできませんので、テラプラはおすすめできないドッグフードです。

テラプラドッグフードの基本情報

テラプラドッグフード(出典:http://terra-pura.com/lineup/#dogfood)

総合評価 ★★★☆☆
評価項目 栄養素:★★☆☆☆
安全性:★★★★☆
コスパ:★☆☆☆☆
口コミ:★★★☆☆*
主原料 有機鶏肉、有機鶏肉臓器、有機キビ
人工添加物 不使用
穀物 キビ
肉副産物 不使用
対応年齢 全年齢
価格/容量 【910円/180g】【3,120円/750g】【6,280円/1.6kg】【17,280円/5kg】
キロ単価 それぞれ【5,055円】【4,160円】【3,925円】【3,456円】
原産国 ドイツ
販売元 ロアジスジャパン株式会社
賞味期限 開封後:袋に記載のある賞味期限内

*評価できるほど口コミがないため、仮の評価です。

テラプラドッグフードの成分

テラプラドッグフードの栄養素円グラフカッコ内の%は米国学術研究会議(NRC)、およびAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準ならびに「小動物臨床栄養学」のガイドラインとカロリーにより計算した理想的な数値です。

タンパク質 22%(27.1~36.2%)
脂質 12%(12~17%)
繊維 2.6%(~4%)
灰分 6.9%(5~10%)
水分 10%
炭水化物* 43.01%
オメガ6/オメガ3 記載なし
エネルギー 353kcal/100g

*炭水化物は100%-(タンパク質+脂質+水分+灰分**)により計算。 **灰分の記載のないドッグフードは灰分を平均的な数値である8%と仮定して計算。

テラプラドッグフードの原材料

原材料イメージ
有機鶏肉40%有機鶏肉臓器(心臓、レバー、肺)有機きび有機りんご、有機にんじん、有機スギナ(薬草)、有機ネトル(薬草)

オレンジ=良い原材料/=悪い原材料(なし)

テラプラドッグフードの原材料の解説

1)有機鶏肉
低カロリータンパクで、ビタミン(B6,ナイアシン,パントテン酸)が豊富で高品質な原材料です。しかし、水分を69%含んでおり、調理後の原材料に占める割合はごく一部になります。

2)有機鶏肉臓器(心臓・レバー・ハツ)
低カロリータンパクで、ビタミン(B6,ナイアシン,パントテン酸)が豊富で高品質な原材料です。しかし、水分を69%含んでおり、調理後の原材料に占める割合はごく一部になります。なお、レバー(肝臓)は毒素を代謝する器官であり、低品質な鶏レバーには毒素が溜まっている危険性がありますが、テラプラの場合は高品質な鶏を使っているので問題ありません。

3)有機きび
アレルギーの原因になるグルテンの入っていない炭水化物源です。ビタミン(B1,B6,パントテン酸)、ミネラル(マグネシウム,リン,亜鉛,鉄,銅)が豊富だという良い点もありますが、体内に入ってから糖に変わるスピードが比較的早い中GI食品なので肥満に注意してください。

4)有機りんご
抗アレルギー・整腸・血糖値の上昇緩和・コレステロールの正常維持作用を持つペクチン、抗酸化・肝臓保護・糖代謝促進・脂質代謝促進作用を持つプロシアニジン、は抗酸化作用・抗炎症作用を持つケルセチンを含んでいます。

5)有機にんじん
ビタミンAが豊富です。しかし、ビタミンA以外の栄養はあまりありません。

6)有機スギナ(薬草)
利尿作用があるとされているほか、花粉症に良いとされています。

7)有機ネトル
抗酸化作用・抗炎症作用を持つケルセチン、酸化・免疫力向上作用を持つルチン、コレステロール正常維持、抗ガン作用を持つフィトステロールが含まれています。

テラプラドッグフードの給与量

ドッグフードの給与量商品のカロリーと米国学術研究会議(NRC)、およびAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準ならびに「小動物臨床栄養学」のガイドラインの体重別の推奨摂取カロリーをもとに運営者が計算した給与量を紹介します。

体重(㎏) 給与量(g)
1~2 35~46
2~3 46~63
3~4 63~78
4~5 78~92
5~7 92~119
7~9 119~132
9~12 132~178
12~15 178~211

テラプラドッグフードの評価内容

このページを読み終わった時に「評価はわかったけど、どうしてその評価になったのかよくわからない」とならないように、テラプラドッグフードの栄養素・安全性・コスパ・口コミについて評価とその理由を解説していきます。

テラプラドッグフードの栄養素

テラプラドッグフードの栄養素は星2です。

テラプラの栄養素には良い点はありませんが、「タンパク質が少ない」という悪い点があるため、栄養素は平均よりも低いと判断しました。

「成分表には脂質の量が理想的って書いてあったけど、良い点じゃないの?」

と思った方もいるかもしれませんが、脂質の含有量が理想的なのを良い点として挙げていないのはテラプラの脂質は良質な脂質ではないからです。

また、コールドプレスという点についても、もとの栄養素が低ければいくら低温で栄養素を損なわないように調理しても栄養素が低いことにはかわりません。

「タンパク質が少ない」という悪い点と、脂質が良質ではないという点について解説していきます。

悪い点:タンパク質が少ない

ドッグフードに含まれるタンパク質の働きAAFCO(米国飼料検査官協会)の定める総合栄養食のタンパク質の最低含有量は18%なので、テラプラドッグフードは最低基準は満たしているので、テラプラッグフードを食べさせたからと言って不健康になるわけではありませんが、タンパク質を理想量摂取した際に期待できる以下のような効果は期待できません。

  1. 筋肉の成長・維持
  2. 成長促進
  3. 傷の修復
  4. 免疫力の向上
  5. 毛質の維持
  6. セロトニン*の生成

悪い点:脂質が良質ではない

ドッグフードに含まれる脂質の働き脂質には以下のような働きがあることが知られています。

  1. 皮膚、被毛の健康維持
  2. 血管、血液の健康維持
  3. 目の健康維持
  4. 血中脂肪を減らす
  5. ガンの発生や増殖を抑制する
  6. アレルギーや炎症を抑える

しかし、これらの効果を得るためには、脂質を十分に摂取するだけでは足りず、”脂肪酸のバランスが良い”良質な脂質を摂る必要があります。

脂質のバランスはオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスで決まり、オメガ3脂肪酸/オメガ6脂肪酸=1/4以下であればバランスが良いとは言えません

テラプラの脂質源は鶏肉ですが、鶏肉の脂質はオメガ3脂肪酸/オメガ6脂肪酸=1/17です。

そのため、テラプラの脂質は脂肪酸のバランスが良い良質な脂質とは言えません。

テラプラドッグフードの安全性

テラプラドッグフードの安全性は星4です。

テラプラドッグフードには100%オーガニック」「人工添加物不使用」「肉副産物不使用」という3つの良い点がありますが、「穀物を使用」という悪い点もあるので、安全性が最高レベルだとは言えないと判断しました。

良い点と悪い点それぞれについて解説していきます。

良い点:100%オーガニック

テラプラは原材料が100%オーガニック製法で作られたものに対してのみ、認証マークの表示を認めが認められている、Bioland(ビオランド)の認証を取得しています。
そのため、原材料となる鶏に抗生物質が使用されている心配や、農薬が使用されている心配遺伝子組み換え作物が使用されている心配もありません。

良い点:人工添加物不使用

人工添加物はアレルギー涙やけガンなどの原因になるとして、FDA(アメリカ食品医薬品局)によって、その危険性が指摘されています。
そして、実際、人工添加物が入ったドッグフードから人工添加物不使用のドッグフードに切り替えたらアレルギーや涙やけが治ったというのは珍しい話ではありません。

良い点:肉副産物不使用

全ての肉副産物が悪いわけではありませんが、中には肉副産物として、病気の動物の肉などの非常に低品質な肉が使われていることもありのも事実です。
また、アメリカでは肉副産物に安楽死薬が残留しており、ドッグフードを食べた子が亡くなるという事件が起きたこともあります。
その点、テラプラには肉副産物が使用されていないので安心です。

悪い点:穀物を使用

まず、穀物を使用しているという点について、犬は穀物を消化するのに役立つアミラーゼという酵素が口内からほとんど分泌されていないので、ほとんど消化されない状態で胃腸に穀物がやってきます。

その結果、胃腸に負担をかけたり、消化不良になったり、消化不良で胃腸の状態が悪くなることで免疫が低下したり、免疫が低下したことが原因でアレルギーの発症・悪化したりと穀物を使用するデメリットは大きいです。

テラプラドッグフードのコスパ

テラプラドッグフードのコスパは星1です。

テラプラドッグフードの栄養素・安全性・口コミに基づいた品質=パフォーマンスは星3と平均的な一方、金額=コストは全ドッグフードの中でもトップクラスに高いので非常にコスパは悪いと判断しました。

テラプラドッグフードの口コミ

評価するほど口コミはありませんでしたが、いくつかの口コミがあったのでいくつか紹介します。(チキングルメだけでなく、ビーフグルメの口コミも含みます)

テラプラだけは食べてくれる
私の愛犬はドライドッグフードは基本的には食べません。しかし、愛犬もテラプラのビーフは食べるのです!やっと食べてくれるドライドッグフードをみつけました食べ物が非常に高品質で、原材料にいろいろと使われていないのも良いです!
コールドプレスなのが良い
テラプラを試してみましたが、私の5匹の愛犬はテラプラが大好きみたいです!原材料もコールドプレスなのもよいですね!しかも、コールドプレスなので粒が大きくてしっかりしています。とても満足しています。おすすめです。
排便も調子が良さそう
いつもヒマチーは食べてるので、こちらの商品も気になりお試しで小さいサイズ購入しました。チワワとヨークシャテリアの2匹とも残さず食べました。フードの匂いも臭くないです。
少し粒のサイズが大きいのが気になりますが、排便も調子良さそうでした。また検討したいと思います
食糞が止まった
以前、お試しサイズで購入して2匹とも食いつきも良かったので購入しました。チワワの方が、もう1匹の方の食糞してしまう癖があり色々とフードを試しても効果はなく悩んでたんですが、こちらのフードに変えてからは食糞がピタッと止まりました。外出から戻って、ちゃんと2匹分の糞がちゃんと残ってますので効果あると思います。お値段がちょっと高いけど、しばらく続けようと思います。

テラプラドッグフードの評価まとめ

テラプラドッグフードは安全性は高い方ですが、栄養素は低いです。
いくら、安全性が高くても、栄養素が低ければ結局のところ愛犬にとってはプラスにはなりません
さらに、テラプラはドッグフードの中でもトップクラスに高いです。
テラプラよりも安く、栄養素も安全性も高く、良い口コミが多いドッグフードがいくらでもあるので、当サイトのドッグフードランキングを参考に他のドッグフードを検討していただくことをおすすめします。