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Terra(テラ)ドッグフードを評価【星2】アレルギーに注意!?

Terraドッグフード

Terra(テラ)ドッグフードは高いので、買ってから「やっぱり合わなかった」という事態になるのはイヤですよね。

あくまで愛犬の好みもあるので、このページを読んだだけで絶対にドッグフード選びの失敗を防げるとは言いません。

しかし、このページではTerraッグフードの栄養素や安全性、コスパをどのサイトよりも詳しく解説しているので、このページを読めば失敗の確率をグンと下げることができます。

このページの内容は以下の通りです。

  1. 総評
  2. 基本情報の紹介
  3. 栄養素・安全性・コスパの評価と評価の理由の説明
  4. 評価のまとめ

買ってから後悔しないように参考にしてください。

Terra(テラ)ドッグフードとは?

Terraは「ヤラー」や「アニモンダ」などの海外産のドッグフードの輸入販売も行っている「株式会社アン」が販売している国産無添加ドッグフードです。

現在、全年齢対応のラインナップが2種類あるので簡単に紹介します。

全年齢対応
Terra(テラ)鶏肉ベース 主原料:国内産鶏肉,国内産すなぎも,玄米/危険な原材料:おから(甲状腺機能低下症),小麦(アレルギー)菜種油(トランス脂肪酸)/タンパク質24%,脂質:5%,カロリー300kcal/100g
Terra(テラ)馬肉ベース 主原料:馬肉,国内産すなぎも,玄米/危険な原材料:おから(甲状腺機能低下症),小麦(アレルギー),菜種油(トランス脂肪酸)/タンパク質24%,脂質:5%,カロリー300kcal/100g/馬肉が主原料ですが、砂肝が入っているのでチキンアレルギーの子には向きません。

このページでは「Terra馬肉ベース」(以降:Terra)の情報に基づいて評価していきます。

Terra(テラ)ドッグフードの総評

Terraは1つも特に優れている点がない一方、アレルギーの原因になりやすい小麦や、甲状腺機能低下症の原因になると指摘されている大豆を原料とするおからが使用されていたりと安全性に問題があり、金額もかなり高いです。

そのうえ、口コミが少なく、実際の使用感を事前に確認できないため、おすすめできないません。

Terra(テラ)ドッグフードの基本情報

Terraドッグフード(出典:http://www.pet-ann.net/dog/food/dry/dry_terra_tori.html)

総合評価 ★★☆☆☆
評価項目 栄養素:★★★☆☆
安全性:★☆☆☆☆
コスパ:★☆☆☆☆
口コミ:★★★☆☆*
主原料 馬肉、国内産すなぎも、玄米
人工添加物 不使用
穀物 不使用
肉副産物 不使用
対応年齢 成犬
価格/容量 【998円/300g】【2,780円/1kg】【13,552円/5kg(1kg×5)】
キロ単価 それぞれ【3,326円】【2,780円】【2,710円】
原産国 日本
販売元 株式会社アン
賞味期限 開封前:3か月、開封後:1か月

*評価できるほど口コミが多くないので仮の評価として星3にしてあります。

Terra(テラ)ドッグフードの成分

Terraドッグフードの成分円グラフカッコ内の%は米国学術研究会議(NRC)、およびAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準ならびに「小動物臨床栄養学」のガイドラインとカロリーにより計算した理想的な数値です。

タンパク質 24%(23.1~30.8%)
脂質 5%(10~12%)
繊維 5%(~4%)
灰分 記載なし
水分 10%
炭水化物* 53%
オメガ6/オメガ3 記載なし
エネルギー 300kcal/100g

*炭水化物は100%-(タンパク質+脂質+水分+灰分**)により計算。 **灰分の記載のないドッグフードは灰分を平均的な数値である8%と仮定して計算。

Terra(テラ)ドッグフードの原材料

原材料イメージ
馬肉、国内産すなぎも、玄米、うるち米、国産大豆生おから、国産小麦、有機栽培野菜(さつまいも・かぼちゃ・にんじん)、すり胡麻、米ぬか、枕崎鰹節、米油、菜種油(リノレン酸)、卵殻カルシウム、ビール酵母、コンドロイチン、グルコサミン、カテキン(ポリフェノール)、各種ビタミン、ミネラル、酵素、乳酸菌生産物質

オレンジ=良い原材料/=悪い原材料

Terraの原材料の解説

1)馬肉
タンパク質、ビタミン(ナイアシン、B6、B12)、ミネラル(鉄分、リン、亜鉛)が非常に豊富な良質なタンパク質源ですが、水分を76%を含んでおり調理後のドッグフードに占める割合は少なくなります。

2)国内産すなぎも
非常に低カロリーで高タンパクなうえ、ビタミン(B1,B2,B12,ナイアシン,葉酸,パントテン酸)、各種ミネラルが豊富な非常に良質な原材料ですが、水分を80程度含んでおり、調理後のドッグフードに占める割合は少なくなります。

3)玄米
アレルギーの原因になるグルテンが入っていない炭水化物源です。他の穀物に比べると少しビタミンが豊富ですが、野菜や果物と比べると栄養価が高いわけではありません。穀物は消化に悪く、消化不良や涙やけの原因になる可能性があるので注意が必要です。

4)うるち米
アレルギーの原因になるグルテンの入っていない炭水化物源です。体内に入ってから糖に変わるのが非常に早い高GI食品なので、血糖値を急上昇させ肥満の原因になります。

5)国産大豆生おから
乾物のおからはタンパク質が26%含まれているうえ、アミノ酸スコアは100のため、貴重なタンパク質源です。しかし、繊維も15%近く含んでおり繊維の過剰摂取の原因になるほか、おからの原料である大豆には後述するようなドッグフードの原材料として心配な点があります。

6)国産小麦
ビタミン(E,B1,B6,ナイアシン,葉酸,パントテン酸)、犬のアレルギーの原因になりやすいグルテンを含みます。小麦は愛犬家の間で最も嫌われている原材料の1つです。

7)有機栽培サツマイモ
アレルギーの原因になるグルテンが入っていない炭水化物源です。ビタミン(E,B1,B6,C,葉酸,パントテン酸)と抗酸化作用を持つβカロテン(ビタミンAの前駆体)、食物繊維が豊富という特徴があります。

8)かぼちゃ
体内に入ってから糖に変わるのが比較的はやい中GI食品なので、カボチャが多く含まれているドッグフードは肥満の原因になります。しかし、ビタミン(A,E,ナイアシン,B6,葉酸,パントテン酸)、ミネラル(カリウム,銅,モリブデン)、抗酸化・免疫力向上作用を持つルテインが豊富です。

9)にんじん
被毛や粘膜の健康維持に欠かせないビタミンAが豊富です。しかし、ビタミンA以外の栄養はあまりありません。

10)すり胡麻
ビタミン(B1、ナイアシン、B6、葉酸)、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、リン、鉄分、亜鉛、銅)、抗酸化、抗ガン、コレステロールの低下作用を持ち、健康食品としても有名なセサミンを含みます。

11)米ぬか
アレルギーの原因になるグルテンが入っていない炭水化物源です。ビタミン(E,B1,B6,ナイアシン,パントテン酸)、が豊富なのは良いですが、繊維量が多いため、ドッグフードに多く入っている場合は消化に悪く、消化不良などに注意が必要です。

12)柿崎鰹節
アミノ酸スコアの高いタンパク質が非常に豊富な優秀なタンパク質源です。また、ビタミン(D,E,B1,B2,B6,B12,ナイアシン,パントテン酸,ビオチン)、各種ミネラルが豊富だという良い点もあります。

13)米油
脂質の中では酸化しにくいという良い点もありますが、オメガ3脂肪酸に対してオメガ6脂肪酸が圧倒的に多いので良質な脂質源とは言えません。

14)菜種油
米油には劣るものの酸化しにくいという良い点がありますが、製造方法によってトランス脂肪酸と呼ばれる生活習慣病の原因になる危険性が指摘されている脂肪酸が含まれることがあるので注意が必要です。

15)卵殻カルシウム
ドッグフードにカルシウムをプラスするために使われる食材です。

16)ビール酵母
菌としては善玉菌を増やして腸内環境を整える効果を持ちます。また、ビタミン(B1,B2,ナイアシン,B6,葉酸,パントテン酸,ビオチン)、ミネラル(カルシウム,鉄,カリウム,マグネシウム,リン,銅,亜鉛,マンガン,セレン)、免疫細胞の活性化・コレステロールの正常維持・血糖値の上昇を緩やかにする作用を持つβグルカン、抗酸化作用を持つグルタチオンが豊富です。

17・18)コンドロイチン・グルコサミン
グルコサミンとコンドロイチンは関節保護効果があるとされており、関節保護サプリメントにも使われている成分です。

19)カテキン
抗酸化・抗菌・脂肪の燃焼促進作用を持ちます

20・21)各種ビタミン・ミネラル

22)酵素
酵素にも様々な種類があり、種類によって違いがありますが、概ねドッグフードの消化を助ける効果を期待して使われることが多いです。

23)乳酸菌生産物質
善玉菌を活性化し、腸内環境の健康維持の助けになります。

Terra(テラ)ドッグフードの評価内容

このページを読み終わった時に「評価はわかったけど、どうしてその評価になったのかよくわからない」とならないように、Terraドッグフードの栄養素・安全性・コスパ・口コミについて評価とその理由を解説していきます。

Terra(テラ)ドッグフードの栄養素

Terraドッグフードの栄養素は星3です。

Terraドッグフードの栄養素には「タンパク質が豊富」という良い点がありますが、「脂質が少ない」という悪い点もあるので、栄養素は平均的であると判断しました。

良い点と悪い点について解説していきます。

中には公式サイトを読んで低温加工で栄養が逃げない」「自然な食物繊維」「乳酸菌生産物質」などの良い点があるんじゃないのかと思う人もいるかもしれません。

しかし、まず低温加工について、低温加工でいくら栄養が逃げないといってもそもそもの栄養素が低いので元も子もありません。

そして、食物繊維についてですが、確かに、食物繊維は適量摂る分には健康に良いですが、成分表に記載した通り、Terraドッグフードの食物繊維は少し過剰気味なので安全性の項目で解説しますが、むしろ悪い点です。

また、乳酸菌生産物質についてですが、乳酸菌などが入っているドッグフードは非常に多いので、少し乳酸菌が入っているからと言って特に評価することはできません。

良い点:タンパク質が豊富

ドッグフードに含まれるタンパク質の働き成分表に記載があった通り、Terraタンパク質量は理想的です。

さらに、Terraの主なタンパク質質源である「馬肉」「すなぎも」「おから」はどれもアミノ酸スコアが100(タンパク質に含まれるアミノ酸のバランスが非常に良い)の良質なタンパク質を含んでいるので、Terraのタンパク質はアミノ酸スコアの高い良質なタンパク質だと言えます。

アミノ酸スコアが高い良質なタンパク質を摂取することで、タンパク質の働きを期待できます。 

悪い点:脂質が少ない

ドッグフードに含まれる脂質の働き

成分表に記載があった通り、Terraドッグフードの脂質は理想量を満たしません。

Terraの栄養素はAAFCO(米国飼料検査官協会の)の総合栄養食としての最低基準は満たしているので、健康を害することはありませんが、良質な脂質を十分に摂らせてあげることで期待できる、脂質の働きは期待できません。

Terra(テラ)ドッグフードの安全性

Terraドッグフードの安全性は星1です。

Terraドッグフードの安全性には「人工添加物不使用」「肉副産物不使用」という良い点もあるのですが、Terraドッグフードには「穀物(小麦を含む)の使用」「おから(大豆)の使用」「食物繊維が過剰気味」という3つの悪い点があります。
いくら良い点もあるとはいえ、3つも悪い点がある以上、安全性は最低レベルだと判断しました。

それぞれについて解説していきます。

良い点:人工添加物不使用

人工添加物については、FDA(アメリカ食品医薬品局)もアレルギー涙やけガンの原因になるとして危険性を指摘しています。
また、人工添加物を使用しているドッグフードから人工添加物不使用のドッグフードに変えることで「涙やけ(アレルギー)が治った」というケースもあるので、人工添加物が入っていないというのは安全性の観点から非常に高評価です。

良い点:肉副産物不使用

全ての肉副産物が悪いわけではありませんが、中には非常に低品質な、時には愛犬の健康を害する恐れのある肉が肉副産物として使われていることもあり、実際、アメリカでは肉副産物に安楽死薬の成分が残留しており死亡事故も起きています。
その点、Terraドッグフードには肉副産物が入っていないので非常に安全です。

悪い点:穀物を使用

まず、穀物を使用しているという点について、犬は穀物を消化するのに役立つアミラーゼという酵素が口内からほとんど分泌されていないので、ほとんど消化されない状態で胃腸に穀物がやってきます。

その結果、胃腸に負担をかけたり、消化不良になったり、消化不良で胃腸の状態が悪くなることで免疫が低下したり、免疫が低下したことが原因でアレルギーの発症・悪化したりと穀物を使用するデメリットは大きいです。

さらに、穀物の中でもグルテンを含み、犬のアレルギーの原因になりやすい小麦が入っているため、特にアレルギーには注意してください。

悪い点:おからの使用

おからは大豆からできていますが、大豆は深刻な胃痛タンパク質の消化吸収の低下、およびアミノ酸摂取の慢性的な欠乏を引き起こす可能性がある毒素を含んでいるほか、正常な甲状腺機能に必要なT4(チロキシン)および(T3)トリヨードチロニン、ホルモンを作る甲状腺の能力を妨げ、犬が大豆を食べた場合、甲状腺機能低下症になる可能性があると言われています。

もちろん、おからは無害であるとする声もありますが、念のために避けておいた方が良いです。

悪い点:食物繊維が過剰気味

食物繊維は適量摂る分には整腸作用やコレステロールの低下などの健康効果が期待できますが、過剰摂取してしまうとかえって腸内環境を悪化させたり、便秘の原因になったり、必要な栄養素の消化吸収率が下がったりというデメリットがあります。

一般的に、食物繊維は4%までが良いと言われている一方、Terraドッグフードの食物繊維は5%なので念のために注意が必要です。

食物繊維が多いドッグフードを食べると、便が繊維でかためられ、固くなることや、消化が上手くできておらず便の量が増えたりすること多いです。それを見て「便の状態が良くなった」「便がいっぱい出て快便です」というような口コミが良い口コミとして商品レビューには書いてあることも少なくないので気を付けてください。

Terra(テラ)ドッグフードのコスパ

Terraドッグフードのコスパは星1です。

Terraドッグフードの栄養素・安全性・口コミから判断した(金額を度外視した)品質=パフォーマンスは星2で平均よりも低いですが、Terraの価格=コストは他のプレミアムドッグフードに比べても2周りほど高いのでコスパは非常に悪いと判断しました。

Terra(テラ)ドッグフードの評価まとめ

Terraは栄養素は平均的ですが、安全性は低く、値段が安いわけでも、特別に良い点があるわけでもないので、基本的にはおすすめしません。

Terraよりも安く、Terraよりも高品質なドッグフードがいくらでもあるので当サイトのドッグフードのランキングを参考により良いドッグフードを選んでください。