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ニュートロのドッグフードを徹底評価:ワイルドレシピ コスパ悪め

ニュートロのドッグフード「ワイルドレシピ」を徹底評価。

このページではニュートロのワイルドレシピを栄養素・安全性・コスパの3つの軸をもとに評価し、”買い”ではないと結論付けています。

また、その過程でワイルドレシピの「チキン」「ラム」「サーモン」「鹿肉」に優劣はないという話もしています。

ドッグフード選びに迷っている方、ワイルドレシピに興味がある方、ニュートロの商品に興味がある方は参考にしてください。

( 古いワイルドレシピの原料や成分表に基づいて評価を行っているサイトや、公式ホームページに開封後は1か月で使い切ってくださいと書いてあるにも関わらず、開封後は3か月目安で使い切ってくださいと書いている=しっかりと情報収集もできていないサイトがたくさんあります。評価サイトを見る際はそもそもそのサイトが信頼できるのかにも注意して見てください。)

ニュートロ ワイルドレシピ(超小型~小型犬用 成犬用 チキン)
ワイルドレシピのココが◎
グレインフリー
・人口添加物不使用
 
ワイルドレシピのココが×
アミノ酸スコアが低い
ビートパルプを使用
タンパク加水分解物使用
コスパが悪い

総合評価 ★★★☆☆
評価内容 栄養素:★★★☆☆
安全性:★★★☆☆
コスパ:★★☆☆☆
主原料 チキン・チキンミール・ひよこ豆
穀物 グレインフリー
人口添加物 不使用
対応年齢 8か月以上の成犬
価格/容量 1,642円/800g・3,462円/2kg・6,105円/4kg
キロ単価 2,052円・1,731円・1,521円
原産国 アメリカ
販売元 マースジャパンリミテッド
賞味期限 開封前:12か月
開封後:1か月

成分

タンパク質 32.0%
脂質 18.0%
繊維 3.5%
灰分 10.0%
水分 10.0%
エネルギー 380kcal/100g

原料一覧

チキン(肉)、チキンミールヒヨコマメラムミール鶏脂*、乾燥ポテトエンドウマメエンドウタンパクタンパク加水分解物アルファルファミールひまわり油*、ビートパルプ、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロールローズマリー抽出物クエン酸
*ミックストコフェロールで保存

良い原料=オレンジ(なし)/悪い原料=
下線が付いている原料はリンクから詳細に飛べます。

ワイルドレシピの栄養素

豊富なタンパク質。しかし、、

ワイルドレシピは「高タンパクで穀物を使用しない食事」と称して、その高タンパク質さを売りにしています。

なるほどたしかに、ワイルドレシピにはタンパク質が32%も入っており高タンパク質だと言えます。

しかし、質はどうでしょうか?

ドッグフードのタンパク質を考えるうえで決して忘れてはならないのがタンパク質のアミノ酸スコアです。

一般的に、動物性タンパク質はアミノ酸スコアが高く、植物性タンパク質はアミノ酸スコアが低いと言われています。

したがって、ワイルドレシピのタンパク質に植物性タンパク質が入っていれば、ワイルドレシピのタンパク質はアミノ酸スコアの低い低質なタンパク質と言えます。

原料表の「ひよこ豆・エンドウ豆・エンドウタンパク」に注目してください。

これらは全て植物性タンパク質を多く含む食材として有名です。

もし、これらの食材がたくさん入っていればワイルドレシピのタンパク質は低質なタンパク質ということになります。

残念ながら各材料が何%ずつ入っているのかはわかりません。

しかし、原料一覧の3番目にはひよこ豆が来ている=ひよこ豆が3番目に多くワイルドレシピに含まれている原料であることから、原料に含まれる「ひよこ豆・エンドウ豆・エンドウタンパク」の割合は少なくないはずです。

したがってワイルドレシピのタンパク質はアミノ酸スコアが低いそれほど質が良くないタンパク質であると考えます。

豊富な脂質。しかし、、

ワイルドレシピを含め、肉がメインのドッグフードは脂質が多いです。

ワイルドレシピも18.0%あります。

一般的に、脂質は12‐17%が理想だと言われているので理想に近い良い数値です。

しかし、愛犬の健康を考えるのであれば脂質量だけに目を奪われてはいけません。

真に大切なのは脂質の中でも普通のドッグフードでは不足しがちなオメガ3脂肪酸という全身の健康維持に役立つ脂肪酸なのです。

もし、脂質が多くてもオメガ3脂肪酸が少なく、飽和脂肪酸ばかりであれば健康に良いどころか健康に悪いです。

残念ながら、ワイルドレシピの成分表にはオメガ3脂肪酸の含有量が載っていませんでした。

同じニュートロ社から出ている「ナチュラルチョイス」の成分表にはオメガ3脂肪酸の含有量が載っているにも関わらず、ワイルドレシピの成分表にはオメガ3脂肪酸の含有量が載っていないことが何を意味するのかは僕には”わかりません”。

(ちなみに、それぞれの食材の成分表と睨めっこして確認しましたが、ワイルドレシピの原料にはオメガ3脂肪酸が豊富だと言われる食材は含まれていませんでした。)

ワイルドレシピの安全性

グレインフリーでアレルギー知らず

ワイルドレシピはグレインフリー=穀物なしで作られています。

犬の40%はアレルギー持ちで、なかでも穀物アレルギー持ちは多いことを考えると非常に良いことです。

また、もし今は穀物アレルギーがない子でも穀物を食べ続けるうちにアレルギーになることもあるので予防と言う意味では意味があると思います。

ヒューマングレードでミールも安心

ワイルドレシピに含まれているチキンミールやラムミールなどのミール類は愛犬家の間では絶対避けるべき原料として悪名高いです。

参考:本当は怖いミール入りドッグフードについて

しかし、ワイルドレシピのミールは品質管理がされた安全なミールです。

他のミール同様、どの部位を使っているのかを消費者にはわからないというデメリットはありますが、4D(死骸、病気、死にかけ、障害を持つ動物の肉)の肉であるような心配をする必要はありません。

実は危険なビートパルプ

ワイルドレシピは原料にこだわっていると言いながらビートパルプを使っているのが非常に不思議です。

ビートパルプを簡単に説明するとサトウダイコンという砂糖の原料から砂糖を抽出した際に残る副産物です。

砂糖の抽出方法は主に2通りー圧力抽出と薬品抽出があります。

圧力抽出であれば危険性は低いのですが、薬品抽出の場合は使用した硫酸系の薬品が残留している可能性があります。

そして、残念ながらコストの問題で圧力抽出より薬品抽出の方がメジャーなようです。

つまり、ビートパルプに薬品が含まれている可能性はそれほど低くないわけです。

(もちろん薬品抽出している場合でも薬品が残留していない可能性はありますし、そもそもワイルドレシピは圧力抽出されたサトウダイコンの副産物を使っている可能性もあります。)

実は危険なタンパク加水分解物

ワイルドレシピにはタンパク加水分解物というアミノ酸を添加するための原料が入っています。

そもそも「チキン(肉)をふんだんに使用」と謳っているにも関わらず、タンパク加水分解物なんかを原料に加えていることが可笑しいとは思いますが、今回はそこには言及しません。

この項で問題にしたいのはタンパク加水分解物の危険性です。

タンパク加水分解物は簡単に言うとタンパク質からアミノ酸を取り出したものなのですが、製造過程でクロロプロパノールという成分が生成されることがあります。

このクロロプロパノールがなかなか厄介者で、有害でラットを使った実験では健康に悪影響を及ぼす可能性が認められています。

参考:農林水産省「食品中のクロロプロパノール類に関する情報」

とはいえ、犬に対してどれくらい危険かは情報が不足しているため、わからないのが現状です。

しかし、だからといって危険性のある成分を愛犬に摂取させるリスクを取る必要はないはずです。

ワイルドレシピのコスパ

コスパは悪いです。

ワイルドレシピの価格は3,462円/2kg・6,105円/4kgです。

月に2kg使う場合であれば+600円で、月に4kg使う場合であれば+2,000円で、月に6kg使う場合であれば+600円でワイルドレシピのより遥かに栄養素と安全性の評価の高い「アカナ」のドッグフードが買えます。

それなのに、わざわざワイルドレシピを選ぶ理由があれば教えて欲しいです。

ワイルドレシピの口コミ

ワイルドレシピの口コミをAmazonから一部紹介します。

引用元:Amazon.co.jp 「ニュートロ ワイルドレシピ 超小型犬~小型犬用 チキン 2kg」

うちには1歳のマルチーズが居ます。毎日朝晩目の手入れしてるからなのかこの商品のおかげなのかは分かりませんが、涙やけや目ヤニの匂いがだいぶ無くなりました。

サイエンスダイエットへの食いつきが悪くなり、残すようになったので試しに買ってみました。
食いつきが凄いです!!

うちのチワワ(6歳)食べムラがすごかったんですが、ワイルドレシピにしてからはすぐペロっと食べちゃいます。

口コミを書いている方たちは金額とクオリティに納得したうえで買っている方たちなので当然といえば当然ですが、良い口コミがほとんどでした。

ちなみに、内訳は食いつきに関することが9.5割くらいでした。

ペットシッターさんちの柴さんはドライフードなに食べてるの?ってたまに聞かれるので公開 ▶ニュートロ #ワイルドレシピ の鹿肉かラムを食べてます🍖 #グレインフリー で肉でしっかり作られてます。グレインフリーでは安めの価格。そして食いつきいいです•̀.̫•́✧ #タンパク加水分解物 が入ってるので完璧ではないですが、#柴犬 特有のアレルギー #皮膚病 #肌荒れ がなくなりました。 昔は #ブラックウッド も食べてましたが、あまり食べなくなってしまい #ニュートロ に落ち着いてます。 色んな足を交互にしたり、茹で鳥肉スープやかつお節+にぼし を混ぜる日もあったり、色んなパターンで食べてますよ🎵 #柴犬ごはん #穀物フリー #柴犬生活 #柴 #ペットシッターさんちのこ #柴犬 #赤柴 #shiba #柴ワンコ #ペットシッター #petsitter #petsitters #petsitting #お散歩代行 #dogwalker #osaka_petsitters #ペットケアサポートウォームス #ペットシッター写真展

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ワイルドレシピで一番オススメなのは

ワイルドレシピには「チキン」の他にも「サーモン」「ラム」「鹿肉」があります。

この中でもし買うとしたらどれが一番オススメかという話をします。

結論から言うと、愛犬が好きなもので良いと思います。

基本的には犬にとっては「サーモン」「鹿肉」「ラム」「チキン」という順番で栄養が豊富ではありますが、ワイルドレシピのサーモンは栄養価が落ちるすり身ですし、鹿肉はどの部位を使っているかわからないミールなので多少質は落ちます。

そのため、これらのシリーズに栄養素・安全性での差はほとんどないと思います。

であれば、愛犬の食いつきで判断するのが良いと思います。

(定価は変わりませんが、Amazonではチキンが安い傾向がありますので、そこも考慮すると良いかもしれません。)

ワイルドレシピは”買い”か

「ワイルドレシピのコスパ」の項でも触れたとおり、栄養素・安全性・コスパを考えたときワイルドレシピは”買い”ではないと思います。

もう少し出せばもっと良いドッグフードを買えるからです。

しかし、これ以上ドッグフードにかけるお金はないという人もいると思います。

それであれば、むしろわざわざニュートロの中では高級ラインであるワイルドレシピを選ばずにより安価な「ナチュラルチョイス」で良いんじゃないかと思います。

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