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国産無添加ドッグフードZENを評価【星3】他サイトの評価は本当?

ZENドッグフード

ZENドッグフードは高いので、買ってから「やっぱり合わなかった」という事態になるのはイヤですよね。

あくまで愛犬の好みもあるので、このページを読んだだけで絶対にドッグフード選びの失敗を防げるとは言いません。

しかし、このページではZENドッグフードの栄養素や安全性、コスパをどのサイトよりも詳しく解説しているので、このページを読めば失敗の確率をグンと下げることができます。

このページの内容は以下の通りです。

  1. 総評
  2. 基本情報の紹介
  3. 栄養素・安全性・コスパの評価と評価の理由の説明
  4. 評価のまとめ
  5. 他サイトへのツッコミ

買ってから後悔しないように参考にしてください。

ZENドッグフードとは?

ZENは「有限会社UGペット」が販売している、国内生産・主原料国産・中国原料不使用など、非常に産地にこだわったドッグフード国産無添加ドッグフードです。

主原料や年齢ライフステージ別に5つのラインナップがあります。

全年齢対応
ZENプレミアムドッググレインフリーフィッシュ 主原料:生白身魚,乾燥さつまいも,あずき/危険な原材料:なし/肉類が入っていないので肉類にアレルギーがある子におすすめです。
ZENプレミアムドッググレインフリーワイルドボア 主原料:猪生肉,あずき,乾燥さつまいも/危険な原材料:なし/猪使用なのでチキンやビーフアレルギーの子にはおすすめです。
ZENプレミアムドッググレインフリーベニソン 主原料:日本鹿生肉,あずき,乾燥さつまいも/危険な原材料:なし/猪肉使用なのでチキンやビーフアレルギーの子にはおすすめです。
成犬・シニア犬
ZENプレミアムドッググレインフリーワイルドボア-シニア&アダルト 主原料:猪生肉,アルファ化米粉,あずき/危険な原材料:脱脂大豆(甲状腺機能低下症タンパク消化の低下),乳清・脱脂粉乳(アレルギー乳糖不耐症)/シニア向けにも関わらず脂質が全年齢対応よりも上がっているのが不可解です。
ZENプレミアムドッググレインフリーワイルドボア&アダルト 主原料:日本鹿生肉,アルファ化米粉,あずき/危険な原材料:脱脂大豆(甲状腺機能低下症タンパク消化の低下),乳清・脱脂粉乳(アレルギー乳糖不耐症)/シニア向けにも関わらず脂質が全年齢対応よりも上がっているのが不可解です。

ZENドッグフードの総評

ZENは安全性は高い方ですが、栄養素も安全性も少し物足りなく、プレミアムドッグフードでもトップクラスの価格なので、価格の割に全然良くない、非常にガッカリ感が強いドッグフードです。

また、口コミが少なく、成分表や原材料だけではどうしても見えない、実際の使用感などを参考にできないのも良くありません。

ZENドッグフードの基本情報

ZENドッグフード(出典:https://www.zenpetfoods.com/)

総合評価 ★★★☆☆
評価項目 栄養素:★★★☆☆
安全性:★★★★☆
コスパ:★☆☆☆☆
口コミ:★★★☆☆
主原料 生白身魚、乾燥さつまいも、あずき
人工添加物 不使用
穀物 不使用
肉副産物 不使用
対応年齢 全年齢
粒の大きさ 7㎜
価格/容量 【2,680円/700g】【7,637円/2.1kg(700g×3)】
キロ単価 それぞれ【3,828円】【3,636円】
原産国 日本
販売元 有限会社UGペット
賞味期限 開封後:1か月目安

ZENドッグフードの成分

ZENドッグフードの成分円グラフカッコ内の%は米国学術研究会議(NRC)、およびAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準ならびに「小動物臨床栄養学」のガイドラインとカロリーにより計算した理想的な数値です。

タンパク質 27%(25.8~34.4%)
脂質 7.5%(12~17%)
繊維 5%(~4%)
灰分 記載なし
水分 12%
炭水化物* 45.5%
オメガ6/オメガ3 記載なし
エネルギー 335kcal/100g

*炭水化物は100%-(タンパク質+脂質+水分+灰分**)により計算。 **灰分の記載のないドッグフードは灰分を平均的な数値である8%と仮定して計算。

ZENドッグフードの原材料

原材料イメージ
生白身魚乾燥さつまいも、あずき、生いわしえごま粉クリルりんごココナッツオイル乾燥酵母黒ごま粉オリゴ糖ブルーベリー、えのき、カシス、サイリウム、オリーブオイル、リモナイト難消化性デキストリン乾燥ごぼう純りんご酢柑橘果皮粉末乳酸菌生成抽出物海藻粉末ガーリック粉、乾燥パセリ、タイム粉ターメリック粉緑茶カテキン抽出物、ビタミンP(ヘスペリジン)、グレープシード抽出物フェルラ酸ミルクペプチドショウガ抽出物カンゾウ抽出物エンジュ抽出物(ルチン)マリーゴールド抽出物(ルテイン含有)アミノ酸類(タウリン)、ミネラル類(魚骨焼成カルシウム、亜鉛酵母、塩、銅酵母、マンガン酵母)、ビタミン類(A、D3、E、B1、B2、B5、B12)、酸化防止剤(クエン酸、ローズマリー抽出物)

オレンジ=良い原材料/=悪い原材料

ZENドッグフードの主な原材料の解説

1)生白身魚
タンパク質を豊富に含み、含まれる脂質はオメガ3脂肪酸が豊富な良質な脂質です。しかし、水分を80%程度含むので、調理後のドッグフードに占める割合はごくわずかになります。

2)乾燥さつまいも
アレルギーの原因になるグルテンが入っていない炭水化物源です。食物繊維と抗酸化作用を持つβカロテン(ビタミンAの前駆体)が豊富という特徴があります。

3)あずき
タンパク質やビタミン(B1,B2,B6,ナイアシン,葉酸,パントテン酸,ビオチン)、各種ミネラルが豊富ですが、タンパク質のアミノ酸スコアが低いので良質なタンパク質とは言えません。

4)生いわし
タンパク質やビタミン(D,B2,B6,B12,ナイアシン,パントテン酸,ビオチン)、各種ミネラルが豊富ですが、水分を65%程度含んでいるため、調理後のドッグフードに占める割合はわずかになります。

5)えごま粉
タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン(E,B1,B2,B6,ナイアシン,葉酸,パントテン酸,ビオチン)が豊富です。また、えごまの脂質はオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが非常に良いので、良質な脂質だと言えます。

6)クリル
クリルはオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが非常に良いので、良質な脂質です。また、アスタキサンチンというビタミンEの1000倍以上の抗酸化作用を持つ成分が豊富です。

7)りんご
抗アレルギー・整腸・血糖値の上昇緩和・コレステロールの正常維持作用を持つペクチン、抗酸化・肝臓保護・糖代謝促進・脂質代謝促進作用を持つプロシアニジン、は抗酸化作用・抗炎症作用を持つケルセチンを含んでいます。

8)ココナッツオイル
酸化しにくい脂質源で、太りにくい中鎖脂肪酸が豊富です。
また、ラウリン酸やカプリル酸と言った抗菌作用を持つ成分を含んでいます。

9)乾燥酵母
酵母といっても様々な種類があり、使っている酵母によって異なりますが、概ね整腸作用や消化の促進作用を期待してドッグフードに使われることが多いです。

10)黒ゴマ粉
ビタミン(B1、ナイアシン、B6、葉酸)、ミネラル(カルシウム、マグネシウム、リン、鉄分、亜鉛、銅)、抗酸化、抗ガン、コレステロールの低下作用を持ち、健康食品としても有名なセサミンを含みます。

11)オリゴ糖
オリゴ糖といっても様々な種類があり、善玉菌を活性化することでの整腸作用を期待してドッグフードに使われるています。

12)ブルーベリー
抗酸化・抗炎症・血行促進作用を持つアントシアニンが豊富です。

13)えのき
ビタミン(D,B1,B2,ナイアシン,葉酸,パントテン酸,ビオチン)が豊富です。

14)カシス
ビタミン(E,C,葉酸)や目の機能を助ける作用を持つカシスアントシアニン、強力な抗酸化成分を含むカシスポリフェノールが豊富です。

15)サイリウム
オオバコの種皮を粉末にしたもので、食物繊維が非常に多く、食物繊維の過剰摂取の原因になるので注意が必要です。

ZENドッグフードの給与量

ドッグフードの給与量商品のカロリーと米国学術研究会議(NRC)、およびAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準ならびに「小動物臨床栄養学」のガイドラインの体重別の推奨摂取カロリーをもとに運営者が計算した給与量を紹介します。

体重(㎏) 給与量(g)
1~2 38~49
2~3 49~66
3~4 66~82
4~5 82~97
5~7 97~125
7~9 125~152
9~12 152~188
12~15 188~222

ZENドッグフードの評価内容

このページを読み終わった時に「評価はわかったけど、どうしてその評価になったのかよくわからない」とならないように、ZENドッグドッグフードの栄養素・安全性・コスパ・口コミについて評価とその理由を解説していきます。

ZENドッグフードの栄養素

ZENドッグフードの栄養素は星3です。

ZENドッグフードの栄養素には「健康に良い原材料が豊富」という良い点がありますが「脂質の含有量が少ない」という悪い点もあるため、特に栄養素が優れているわけではないと判断しました。

「でも、成分表にはタンパク質が理想的だと書いてあったけど?」

と思うかも人がいるかもしれませんが、ZENドッグフードのタンパク質の含有量はたしかに理想的ですが、アミノ酸スコアが低いという問題があるので、いくら量が理想的でも意味がないのです。

ZENドッグフードの良い点と悪い点、タンパク質について解説していきます。

良い点:健康に良い原材料が豊富

原材料一覧に占めるオレンジの健康に良い原材料の多さを見ていただければわかりますが、ZENドッグフードは健康に良い原材料が多いです。

特に、さつまいもやクリル、りんご、ブルーベリー、カシス、ごぼう、海藻粉末、タイム粉、ターメリック粉、緑茶カテキン抽出物、エンジュ抽出物、マリーゴールド抽出物は全て健康に良い抗酸化成分を含みます。

抗酸化成分に期待できるのは物を酸化させる力の強い活性酸素から愛犬の細胞を守ることで、老化の防止に役立つほか、免疫力の維持に役立ち、その結果、アレルギーが出にくくなったり、涙やけが良くなったりする効果です。

悪い点:脂質の含有量が少ない

ドッグフードに含まれる脂質の働き成分表に記載があった通り、ZENドッグフードの脂質量は理想量には届きません。

とはいえ、ZENドッグフードの栄養素はAAFCO(米国飼料検査官協会の)の総合栄養食としての最低基準は満たしているので、健康を害することはありませんが、良質な脂質を十分に摂らせてあげることで期待できるような脂質の働きは期待できません。

タンパク質の含有量は理想的だが、アミノ酸スコアが低い

ZENドッグフードのタンパク質量は理想的ですが、アミノ酸スコアが低いです。

タンパク質は10種類以上のアミノ酸で構成されており、犬の体内でアミノ酸に分解され、そのアミノ酸を使って犬の体内でタンパク質が生成されることで健康が維持されます。

1つ1つのアミノ酸はそれぞれの働きがあるので1つでも不足しているアミノ酸があるとうまくタンパク質を生成することができません。

桶理論

そのため、アミノ酸のバランスが良い=アミノ酸のバランスが高いタンパク質を摂取する必要があるのですが、第二主原料で、タンパク質を20%程度含み、主なタンパク質源の1つにもなっている小豆のタンパク質のアミノ酸スコアは高くありません。

そのため、アミノ酸スコアが高い良質なタンパク質を十分に摂取した場合に期待できる以下のような効果は期待できません。

  1. 筋肉の成長・維持
  2. 成長促進
  3. 傷の修復
  4. 免疫力の向上
  5. 毛質の維持
  6. セロトニン*の生成

ZENドッグフードの安全性

ZENドッグフードの安全性は星4です。

ZENドッグフードの安全性には「人工添加物不使用」「肉副産物不使用」「グレインフリー」という3つの良い点がありますが、「繊維が少し過剰気味」という悪い点もあるので、安全性が最高の星5とは言えないと判断しました。

良い点と悪い点についてそれぞれ解説していきます。

良い点:人工添加物不使用

人工添加物はFDA(アメリカ食品医薬品局)もアレルギー涙やけガンなどの原因になることがあるとして危険性を指摘しています。
その人工添加物が入っていないというのは愛犬の健康を守るうえで非常に重要なポイントです。

良い点:肉副産物不使用

全ての肉副産物が悪いものとは言いませんが、肉副産物と称して、非常に低品質な肉を使っているドッグフードメーカーもあります。
実際、アメリカでは肉副産物に動物用の安楽死薬が残留しており、ドッグフードを食べた子が亡くなる事件も起きています。

その点、ZENドッグフードは肉副産物を使用していないので安全です。

良い点:グレインフリー

もともと、持っている消化酵素の関係で犬は穀物の消化にあまり向いておらず、穀物の入ったドッグフードは消化不良や、腸内環境が悪くなることによる免疫力の低下アレルギーの発症・悪化の原因になることがあります。

しかし、ZENドッグフードはグレインフリーなので安心です。

悪い点:食物繊維が少し過剰気味

食物繊維は適量摂る分には整腸作用やコレステロールの低下などの健康効果が期待できますが、過剰摂取してしまうとかえって腸内環境を悪化させたり、便秘の原因になったり、必要な栄養素の消化吸収率が下がったりというデメリットがあります。

一般的に、食物繊維は4%までが良いと言われている一方、ZENドッグフードの食物繊維は5%なので念のために注意が必要です。

食物繊維が多いドッグフードを食べると、便が繊維でかためられ、固くなることや、消化が上手くできておらず便の量が増えたりすること多いです。それを見て「便の状態が良くなった」「便がいっぱい出て快便です」というような口コミが良い口コミとして商品レビューには書いてあることも少なくないので気を付けてください。

ZENドッグフードのコスパ

ZENドッグフードのコスパは星1です。

ZENドッグフードの栄養素・安全性・口コミから判断した(金額を度外視した)品質=パフォーマンスは星3で平均的ですが、ZENの価格=コストは他のプレミアムドッグフードに比べても2周りほど高いのでコスパは非常に悪いと判断しました。

ZENドッグフードの口コミ

基本情報の欄で記載した通り、口コミを評価できるほど口コミはありませんでしたが、数件はあったので、いくつか紹介します。

ZENだけは食べてくれる・・
最近ドッグフードを食べてくれなくなって、お肉お肉!でワンゲル係数が上昇を極める中、栄養バランスも不安だったので何とか食べてくれるフードは無いかな…とジプシーしていたところに出会ったこちらのフード。成犬ですけどカリカリは苦手で、いつもお水を少し入れて与えていたのですけど、海外産のはなかなか柔らかくならない中で、こちらのフードは水を少し入れるだけですぐにウェットフードに(驚)いや、ちょっとビックリ&感動です。いつもお肉だけ食べてフードを残すのに、こちらのフードは完食してくれました!しばらく様子を見て、このまま食べそうならリピします。
便の状態が良くなった
アレルギー検査で、鳥・牛・小麦・玄米・コメなどに陽性がでてしまい、このフードを見つけました。問い合わせしたところ、とても丁寧に成分やアレルギーにたいして教えてもいただきました。よく吐いたり、下痢をしていたのですが、このフードを食べてから、すごくいいウンチをたくさんしています。また、はかなくなりました。このまま、食べさせてみようと思います。
目ヤニが酷くなった
国産、添加物なし、とのことだったのですが、うちのトイプードルには合わなかったようです。目ヤニがひどくなってしまいました。辞めたら目ヤニも治ったので、確実にフードの影響かと思います。

ZENドッグフードの評価まとめ

ZENドッグフードは安全性こそ高いものの、栄養素は平均的でコスパは最低レベル。
また、口コミも少なく、使っている人の意見を参考にするのも難しく、「買って食べさせてみたら思ってたの違った!」ということも起こり得るので、わざわざ1kgあたり約4,000払ってまで試してみる価値はないドッグフードです。

ZENドッグフードを評価している他サイトについて

ここは興味がある方だけ読んでもらえればと思いますが、誤った情報を載せている他の評価サイトが気になったので、少し訂正していきます。

ZENに使われているガーリック

ナチュラル〇ッグフードの○○ばというサイトではガーリックを使用しているのを悪い点として扱ったうえで、口コミの中に「下痢になる」という口コミがあったのはガーリックと関係があったと言っています。

まず、ガーリックを食べることで下痢や中毒を発症するとは言われていますが、体重5kgの犬で25g食べないと症状は出ないのでドッグフードに少し含まれている程度で問題が起こるとは考えにくいです。

さらに、口コミが100件以上あって下痢になるという口コミが何件もあれば何かしらの要因で下痢になっていると疑うのも当然ですが、実際には10数件ある口コミの1件や2件が下痢になったという内容だからといってガーリックのせいだとするのは短絡的と言えます。

また、そもそもグレインフリードッグフードに切り替えるときに下痢になる子はそれほど珍しくないので、下痢になる子がいたとしてもそのドッグフードが悪いとは言えません。

ZENドッグフードの塩

同じくナチュラル〇ッグフードの○○ばというサイトでは塩を使用しているのを悪い点として扱ったうえで、原材料に含まれている塩分以外にも、わざわざ食いつきをあげるために塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となるとしています。

しかし、実際のところZENドッグフードのナトリウムはたった0.3%です。

犬のナトリウムの推奨摂取量体重1kgあたり25~50㎎なので、5kgの犬であれば125㎎~250㎎です。

5kgの犬の給与量は97gなので、5kgの犬は1日あたりナトリウムを290㎎摂取することになります。

たしかに、40㎎程度は推奨摂取量をオーバーしていますが、たったの40mgで過剰摂取になるとは考えにくいです。